コトー先生が感動した愛子さまの「感想」が明らかになりました。

天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは映画「Dr.コトー診療所」を通じ、「島の美しさや人と人との結びつきの強さが深く心に残ったご様子」だということです。

両陛下と愛子さまは先月28日、東京・六本木で行われた映画「Dr.コトー診療所」のチャリティー上映会を鑑賞されました。

上映会に到着された両陛下と愛子さま(2022年12月28日)
上映会に到着された両陛下と愛子さま(2022年12月28日)
この記事の画像(9枚)

側近によりますと、ご一家は3年ぶりの映画館での鑑賞を楽しむと共に地域医療の厳しい現状について理解を深められたということです。

また、上映後の懇談で、医師ひとりで昼夜を問わず、時に専門外の患者にも対応しながら島民の命を守っていく離島医療の厳しい現状や、医師を演じることの難しさなどについて、主演の吉岡秀隆さんや柴咲コウさん、モデルとなった医師の瀬戸上健二郎さんなどに質問を重ね、関係者を労われたということです。

懇談後、愛子さまが伝えられた感想について、吉岡さんは「『とても素晴らしい感想』をおっしゃったんですが、緊張のあまり機能してなくて…」と夢見心地のような表情で話し、中江功監督は「すごくすてきな、今まで聞いたことのない、聞き惚れるような感想だった。表現も豊かで作品が2倍3倍良くなったように感じた」と明かしたものの、誰もきちんと思い出せないままとなっていた。

コトー先生も感動した愛子さまの感想について、両陛下は、「離島における地域医療の厳しい現状や、島の美しさ、人と人との結びつきの強さについて深く心に残っていた」と明かされたということです。

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(9枚)
社会部
社会部

今、起きている事件、事故から社会問題まで、幅広い分野に渡って、正確かつ分かりやすく、時に深く掘り下げ、読者に伝えることをモットーとしております。
事件、事故、裁判から、医療、年金、運輸・交通・国土、教育、科学、宇宙、災害・防災など、幅広い分野をフォロー。天皇陛下など皇室の動向、都政から首都圏自治体の行政も担当。社会問題、調査報道については、分野の垣根を越えて取材に取り組んでいます。