日本医師会の定例会見が、午後3時から行われ、その中で、釜萢常任理事が、各地で新型コロナウイルスの感染者が再び増加している現状について、感染拡大の「新たな波(第8波)が始まったと捉えざるを得ない」との認識を示した。

釜萢理事は、感染流行の”波”について「定義は決まっていない」と前置きした上で、過去の流行期では、感染者数が最も下がり、その後、再び増え始めると、「新たな波と捉える場合が多い」と説明。

そして、今年10月11日の感染者数が少なく、そこから、継続して増え続けている現状を受けて、「新たな波(第8波)と捉えるのが適切だろう」と述べた。

厚生労働省によると、東京都の新規感染者数は1万114人で、きのうの続いて1万人を超えた。また全国では、新たに10万7186人の感染が確認され、こちらも2日続けて10万人を超えた。

社会部
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