再開発が進む札幌中心部。
2023年5月に閉館したファッションビル「PIVOT」の跡地に、2027年1月に新たにビルが誕生する。
どのように生まれ変わるのか、ついに明らかになった。
「PIVOT」跡地に 19階建てビル
「大通エリアで新しい時代を開く一助になれば幸い」(ダイビル 丸山卓社長)
名前は「札幌ダイビル」。
駅前通りの地下直結の地下2階・地上19階で、完成は2027年1月の予定だ。
地下2階から地上2階までが商業施設。
3階から8階がオフィスで、10階から18階にはホテルが入る。
札幌・大通エリアの新たなランドマークに
札幌駅前通に面した店舗にはハイブランドショップをそろえ華やかさを演出。
建物北側の旧4丁目プラザとの間の通称「オヨヨ通り」には、地元の人や若手が気軽に出店できるような飲食店やさまざまな文化の発信拠点を作り、地域の人が集う路地裏を目指す。
そして、注目は北海道初進出のラグジュアリーブティックホテル「トランクホテル」。
北海道初進出 最先端ホテルも
唯一無二の体験を提供するおしゃれで高級なホテルとして、2017年東京・渋谷区にオープンして以来注目を浴びている。
「最高の立地で駅前通りかつ大通地区である。ホテルとしては間違いなく可能性を高められる立地」 (トランク 野尻佳孝社長)
客室は100室前後 レストランやカフェスペースも
客室は100室前後を予定していて、道産食材を使ったレストランやカフェラウンジなど、宿泊客だけではなく地元の人も楽しめる空間で地域に賑わいをもたらすとしている。
「日本で一番予約の取りづらい寿司店の出店を想定している。トランクホテル札幌に泊まりたいという目的をもって利用してもらえるホテルを目指す」 (トランク 野尻佳孝社長)
大通エリアの新たなランドマークに街の人は、
「よりおしゃれになって街の景観が明るくなりそう。観光客が増えて、大通の人の流れも変わってくるのでは」(札幌市民)
「気軽にこのようなおしゃれな場所に行けると、女の子に人気になりそう」(札幌市民)