記録的大雪に見舞われたアメリカ・ニューヨークでは、公園で市民らの雪合戦の最中に、警察官に雪玉が当たって負傷する事態が発生。市警は関与した男4人の画像を公開し、捜査を開始した。一方、市長は「刑事事件ではない」と擁護するなか、市警側が反発するなど対応をめぐり波紋が広がっている。
記録的な大雪で公園では市民らが雪合戦
猛烈な寒波により記録的大雪に見舞われた2月下旬のアメリカ・ニューヨーク。

現地では、警察官が、雪玉をぶつけられて負傷したとして、ニューヨーク市警が、公開捜査に乗り出す事態に発展した。
10年に1度クラスの大雪で、一時、積雪が50センチを超えたマンハッタン。

ワシントンスクエアパークでは、23日、雪合戦がスタート。
大勢の人が集まり、雪玉を投げ合っていた。

一方、セントラルパークではニューヨーク市警のパトカーが走行中に、いくつもの雪玉を投げつけられる事態が発生。
また、現場にいた市民が撮影した映像によると、警戒のためワシントンスクエアパークを訪れた警察官に向けて、四方八方から、雪玉が投げつけられる様子が確認できる。

雪玉の一部は、警察官の首を直撃。
その後も、次々と雪玉が飛び、事態はエスカレートしていく。
さらには、その場を離れようとするパトカーを多くの人が取り囲む様子もみられた。
警察官に雪玉…ニューヨーク市警が異例の公開捜査
この騒ぎを受け、ニューヨーク市警は、雪玉が当たるなどして警察官が負傷したと発表。

男4人の画像を公開し、情報提供を呼びかけている。

ニューヨークのマムダニ市長は、「警察官は、敬意を持って扱われるべきだ」と述べる一方、「刑事事件として扱うべきではない」と男らを擁護し、現地で物議を醸している。

ニューヨーク・マムダニ市長:
動画を見る限り、手に負えなくなった雪合戦のようなもので、それにふさわしい対応を取るべきだ。
これに対し、ニューヨーク市警の本部長は、警察官に雪玉を投げつけることは「恥ずべき行為」で「犯罪行為」だと指摘。

ニューヨーク市警の労働組合委員長も「単なる『雪合戦』ではない。暴行事件だ」としてマムダニ市長の対応を批判している。
(「イット!」2月26日放送より)
