「かしこい!全部の役所でこれやってほしい!」「市民が本当に知りたいことを教えてくれている」と、今、SNSで称賛の声が寄せられているのは、千葉県の市川市役所が行っている「あるサービス」。
いったいどんなものなのでしょうか。めざまし8は、市役所で話を聞きました。

待ち時間を“ライブ配信” 機材費用は「0円」

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そのサービスとは、市の公式YouTubeチャンネルが行っている、窓口受付の呼び出し状況のライブ配信。市川市役所・行徳支所の呼び出し状況を映したもので、待っている間に役所を離れても、あと何人で自分の番なのかがリアルタイムで分かります。
市によると、待合室の混雑は半分以下に軽減されたといいます。

支所を離れても、自分の番がいつになるかすぐにわかる
支所を離れても、自分の番がいつになるかすぐにわかる

地元住民:
予定があったら、これを見ながら、呼び出し番号が近づいたらまた来て、みたいな

地元住民:
スマホを持ちながらよく買い物をするので、今何番なのか、どれくらいしたら戻ればいいのかの目安になるので、とても使いやすいと思います

しかもこのサービス、驚くべきはそのコストです。

市川市・市民課 伊藤博 参事:
天井から器具を使って、おいてあった余ったカメラを設置して、それをモニターに向けてYouTubeで配信しています

配信には使わなくなったカメラを利用するなど、機材の費用はなんと0円!まさにアイデア勝負のサービスでした。

(めざまし8「オープニングニュース」11月4日放送)