大分県の西部に位置する日田市。

日田市にはどんなイメージがあるだろうか?林業、おひなさま、三隈川、暑い…さまざま思い浮かぶが、日田は「ものづくり」のまちでもある。

今回は日田の「ものづくり」を盛り上げていこうと奔走する人を紹介する。

「日田のものづくりを知ってほしい」

日田市の豆田にある素敵な雑貨屋。

日田市豆田にある雑貨屋
日田市豆田にある雑貨屋
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そこで扱っている商品は日田の職人に作ってもらっているオリジナル商品の数々だ。

店を営む仙崎さんは大学で産業デザインを学んだあと、日田市内の家具メーカーでデザイン、製造に携わり、その後2009年に独立してこの店を開いた。

雑貨屋を営む仙崎さん
雑貨屋を営む仙崎さん

仙崎さんは今、「日田のものづくり」をなんとか広く知ってもらいたいと、さまざまな活動をしている。     

仙崎雅彦さん:
木工から、農業から、いろんなものづくりが行われている街で、日常生活に必需品となるものづくりが行われている街だと思います

職人のPRに奔走

日田のものづくりを盛り上げていきたい、そんな思いを持った企業や職人たちが集まってできた「日田ものづくり探検隊」。

仙崎さんも中心人物の1人で、先頭に立って「職人」たちのPRに奔走している。
自らカメラを回して、職人たちにインタビューをしている動画をホームページにアップし続けている。

職人たちのPRに奔走
職人たちのPRに奔走

“ものづくり”のPRに力を入れるのはなぜなのだろう。

仙崎雅彦さん:
自分自身が日田にきて感じたこと、ものづくりの人たちがたくさんいることと、そういう職人さんたちの技術、そして人間性というか、その思いの深さに、感銘を受けました。日田は古いものづくりの歴史があるので、そこをもっと掘り起こして、日田のものづくりの深さを知ってもらいたいなと思います

仙崎さんが職人の現場に連れて行ってくれた。
お邪魔したのは力峰彫刻。2代目の森さんは44歳。

力峰彫刻 2代目の森さん
力峰彫刻 2代目の森さん

神社仏閣の建築彫刻や看板や欄間など、木にまつわる彫刻装飾を行っていて、この日は玖珠町の祇園車に取り付ける装飾を手掛けていた。

日田のものづくり 目指すは「金沢」

職人と職人の応援団。
これからの日田のものづくりが目指すところは?

力峰彫刻 森真一郎さん:
めざせ!金沢!!メインストリートでお茶道具屋さんとか観光客向きじゃないですもんね。それが成り立っている、ということは、それだけみなさんの文化的なものを大事にしている意識が強いというか当たり前なんでしょうね。そこを目指したいですよね

目指すところは“金沢”
目指すところは“金沢”

仙崎雅彦さん:
地域の文化と工芸というのを一緒に高めていかないと片一方が無くなってしまうとどちらかが衰退していくんだなと、金沢で感じました

「地域の文化を高めたい」。
その第一歩と考えているのが「職人」と「職人技」を知ってもらうことなのだ。

(テレビ大分)

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