東京都は、さきほど、新型コロナウイルスに関する医療提供体制が改善されたとして、警戒レベルを、4段階のうちの下から2番目まで引き下げた。

東京都では、新型コロナの感染状況と医療提供体制について、警戒レベルを「赤、オレンジ、黄色、緑」の順番に、4段階で示している。

さきほど開かれた専門家会議では、このうちの医療提供体制について、「通常の医療が制限されている状況」から、「通常の医療との両立が可能な状況」まで改善されたと判断。警戒レベルを、「オレンジ」から「黄色」に1つ引き下げた。医療提供体制が、下から2番目の「黄色」となるのは、7月7日以来、およそ2カ月半ぶり。

一方で感染状況については、新規感染者数は減少傾向ではあるものの、「連休中の検査数の減少等の影響を受けた数値となっており、その評価には注意が必要」として警戒レベルを上から2番目のオレンジのままに据え置いた。

社会部
社会部

今、起きている事件、事故から社会問題まで、幅広い分野に渡って、正確かつ分かりやすく、時に深く掘り下げ、読者に伝えることをモットーとしております。
事件、事故、裁判から、医療、年金、運輸・交通・国土、教育、科学、宇宙、災害・防災など、幅広い分野をフォロー。天皇陛下など皇室の動向、都政から首都圏自治体の行政も担当。社会問題、調査報道については、分野の垣根を越えて取材に取り組んでいます。