東京都は、さきほど、新型コロナウイルスに関する医療提供体制が改善されたとして、警戒レベルを、4段階のうちの下から2番目まで引き下げた。
東京都では、新型コロナの感染状況と医療提供体制について、警戒レベルを「赤、オレンジ、黄色、緑」の順番に、4段階で示している。
さきほど開かれた専門家会議では、このうちの医療提供体制について、「通常の医療が制限されている状況」から、「通常の医療との両立が可能な状況」まで改善されたと判断。警戒レベルを、「オレンジ」から「黄色」に1つ引き下げた。医療提供体制が、下から2番目の「黄色」となるのは、7月7日以来、およそ2カ月半ぶり。
一方で感染状況については、新規感染者数は減少傾向ではあるものの、「連休中の検査数の減少等の影響を受けた数値となっており、その評価には注意が必要」として警戒レベルを上から2番目のオレンジのままに据え置いた。