新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチンについて、厚労省の専門部会は、さきほど、国内での製造販売を承認することを了承した。厚労省が、近く承認する見通し。
このワクチンは、オミクロン株「BA.1」と従来の株に対応した成分の2種類が含まる「2価ワクチン」と呼ばれるもの。現在、流行の主体となっている「BA.5」に対しても、一定の効果が期待されている。
厚労省は、今月19日以降に、オミクロン株対応ワクチンの配送を開始。その後、接種を始める見通しだ。まずは、高齢者など重症化リスクが高い人や、医療従事者など、4回目の接種対象が優先される。さらに、来月半ばをめどに、2回目の接種を終えた全ての12歳以上の人に対象を拡大させる方針。