天皇陛下は、エリザベス女王の訃報を受け、宮内庁を通じて深い哀悼の意を示されました。

宮内庁によりますと、陛下はエリザベス女王の訃報に接し「深い悲しみの気持ちと心よりの哀悼の意を表します」「世界の平和と安寧を常に願われたその御姿勢は、世界の多くの人々に深い感銘を与えました」とのお気持ちを示されました。

陛下は1983年から2年間、イギリスに留学した際、エリザベス女王夫妻の招待でバルモラル城に滞在するなど長年家族のような交流を重ねた思い出を振り返り、「様々な機会に温かく接していただき、幾多の御配慮をいただいたことに重ねて深く感謝したいと思います」とお礼の思いも示されました。

2001年、イギリスを訪問し、エリザベス女王と面会された天皇陛下
2001年、イギリスを訪問し、エリザベス女王と面会された天皇陛下
この記事の画像(21枚)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(21枚)
社会部
社会部

今、起きている事件、事故から社会問題まで、幅広い分野に渡って、正確かつ分かりやすく、時に深く掘り下げ、読者に伝えることをモットーとしております。
事件、事故、裁判から、医療、年金、運輸・交通・国土、教育、科学、宇宙、災害・防災など、幅広い分野をフォロー。天皇陛下など皇室の動向、都政から首都圏自治体の行政も担当。社会問題、調査報道については、分野の垣根を越えて取材に取り組んでいます。