東京都は、きょう午後、新型コロナウイルス対策を話し合う専門家会議を開いた。その中で、新規感染者数の7日間平均が、前回(8月31日時点)の1万4492人から、今回(きのう時点)の1万913人に減少したとの分析結果が示された。新規感染者数の7日間平均が減少するのは5週間連続となった。

現在、東京都の感染状況の警戒度は、「大規模な感染拡大が継続している」として、最も深刻なレベルとされている。しかし、専門家からは「実際には、感染者数は下がっていて、拡大という言葉はそぐわない」との指摘があった。

一方で、会議では、「今だに、1日の感染者数が1万人を超える高い水準で推移している」との見解も示された。小池知事は「感染者数は、下降傾向にあるが、気を緩めることはできない」と述べた。

また、今週、コロナ患者のうち、新たに死亡が報告されたのが203人にのぼり、過去最多となったことが明らかにされた。この中には、10歳未満が1人含まれているという。重症者数が減っているものの、死者数が増えていることについて、専門家からは「重症にならずに、亡くなっている人が多い」との見解が示された。今回のコロナ流行期の”第7波”では、中等症の状態から急激に容体が悪化するケースが多いとされている。