新型コロナの水際対策が9月7日から緩和され、入国者数の上限が引き上げられた。
香川県でも、インバウンド需要の回復に期待が高まっている。

コロナ禍初 外国人ツアー客が高松市のホテルに

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タイの国旗に、現地の言葉で「おかえりなさい、ニッポンへ ようやく会えたね!」と書かれた歓迎のメッセージ。掲げているのは、香川県高松市のホテルだ。

タイからのツアー客を出迎えた。外国人ツアー客がこのホテルを訪れるのは、コロナ禍になって初めてとなる。

ホテルスタッフ:
当ホテルスタッフ全員でおもてなしします。ゆっくりお過ごしください

タイからの観光客:
海外へ出かけるならどこに行きたいか、タイでは日本が90%以上。政府の受け入れ再開発表はすごくうれしい

訪日のきっかけは、政府の水際対策緩和だ。6月に訪日外国人の受け入れを再開、9月7日からは、1日あたりの入国者数の上限を5万人に引き上げ、添乗員なしのツアーも認めた。インバウンド需要の回復が狙いだ。

さらなる水際対策の緩和は? 国際線再開に期待

小林宏典 記者:
高松空港の国際線カウンターです。水際対策の緩和で高まるのが、国際線再開への期待です

高松空港は現在、四国で唯一、国際線の発着ができるが、運航する4つの路線は需要が見込めず、再開に至っていない。

実際、法務省が発表した6月の外国人観光客は、国内全体で252人。7月でも7903人に過ぎず、県内で需要の回復はまだ実感できない。

今回、ツアー客が訪れた高松市のホテルも、個人旅行の解禁など、さらなる緩和に期待を寄せている。

JRホテルクレメント高松・辻田浩一 総支配人:
高松空港が近いので、毎日のように飛行機が飛ぶところまで早く再開してほしい

インバウンドの恩恵が、地方まで広がるのはいつになるのか。今後の水際対策がカギを握っている。

(岡山放送)