9月1日から再開される東京都の観光振興キャンペーン「もっとTokyo」いわゆる都民割。
お得なプランが続々と出ている。

「雲海」を見ながら豪華料理 タクシー代まで 

8月30日の東京の新型コロナの感染者数は1万4219人。
感染者数の高止まりが続く中、9月1日正午から1カ月ぶりに再開されるのが都民割だ。

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東京・文京区にある「ホテル椿山荘東京」。
案内されたのは、壁一面の窓で自慢の庭園を一望できる豪華な一室。

こちらのホテルでは、都民割の再開に合わせて3つのお得なプランを用意。

そのうちの1つが人との接触を避けたいニーズに応えたもので、通常はレストランで提供される朝食と夕食を部屋で食べられるプランだ。

牛フィレ肉と白身魚がメインのコースディナーをライトアップされた幻想的な雲海を眺めながら楽しめるお得なプランで、部屋で豪華な料理が食べられ、とても贅沢な気分になれるという。

都民割では、都民が都内を旅行する場合、6,000円以上の宿泊で一人1泊あたり5,000円が補助される。

朝食も夕食もついて、通常より3万円以上安いこのプラン。都民割と合わせると6万1100円(2名1室利用分)になる。

さらにタクシーでホテルまで移動してきた人のためにタクシー代を1,000円までサポート。フロントでキャッシュバックしてくれる。

日帰り旅行も対象「はとバス」のお得なプランは?

都民割の対象は宿泊だけではない。日帰り旅行も対象だ。

黄色いバスでおなじみの「はとバス」では、都内の観光地を巡る日帰りプランを新たに6つ増やし、8つのプランを用意。

はとバス 広報室 棟近美南さん:
9月1日の正午より受付開始となりますけれども、すでにたくさんお客様からお問い合わせをいただいております。

中でもおすすめの日帰りプランが、夕方、浅草の「米久」で明治時代から受け継がれる絶品の牛鍋を堪能。さらに笑いの殿堂「浅草演芸ホール」でお笑い。最後にライトアップされた浅草の街を巡る。

都民割は3,000円以上の日帰り旅行で、1人1回2,500円が補助されるため、このプランは通常6,000円だが、3,500円に値引きされる。

はとバス 広報室 棟近美南さん:
コロナ感染者がまだ落ち着いているとは言えない状況ですので、引き続き当社としても感染防止対策を徹底してまいりまして、お客様にもたくさんお利用いただけることを期待しております。

都民割を使えるのは、ワクチン接種を3回受けた人、または陰性証明を持っている人に限られるという。

(「イット!」8月31日放送)