各地で連日猛暑が続く中、街中で見かける「手持ち扇風機」。
実はこの「手持ち扇風機」、猛暑では使い方に注意が必要です。

曳舟病院の三浦邦久副院長は「外気温が35℃以上で、手持ち扇風機を使うと熱中症を引き起こす可能性もある」と指摘します。
外気温が高すぎると、ドライヤーのような熱風を浴びることになってしまうのです。

では、どうすればこの「手持ち扇風機」で効果的に涼むことができるのか?
三浦副院長に伺ったところ、ポイントは「水分」と「風」だと言います。

【街中のミスト発生装置のそばで使用】
肌についた水分が気化する際、体温を奪う

【首に濡れタオルを巻いて使用】
タオルに含まれた水が気化する際、体が冷たくなる

タオルは水が垂れるほど濡らす必要はありません。霧吹きなどで水を拭きかけたものを首にかけて、肌に接している部分に風を当てる。
心臓のあたりを冷やすと、より効率よく体を冷やすことができるということです。

(めざまし8 「アマタニ天気」8月2日放送)