東京都は、新型コロナウイルスの感染が、急激に再拡大していることを受けて、医療提供体制の警戒度を、最も高いレベルに引き上げることが分かりました。

都内のきのうの感染者数はおよそ5カ月半ぶりに2万人をこえ2万401人となり、感染拡大のスピードを示す増加比は163・9%で、感染の急拡大が続いています。

東京都は、きょう午後、専門家会議を開きますが、関係者によりますと、赤、オレンジ、黄色、緑の4段階で示す医療提供体制の警戒度を最も高い「赤」に一段引き上げるということです。

感染状況の警戒度は、先週、最も高くなっていて、感染状況、医療提供体制ともに警戒度が最も高い赤になるのは3月17日以来です。