11日、中7日でDeNA戦に先発したロッテの佐々木朗希(20)が、勝敗こそつかなかったが8回3安打1失点と好投を見せた。

初回はDeNA打線をわずか5球で内野ゴロ3つに仕留める立ち上がりだった。2回に先頭の4番・牧秀悟(24)に高めのカーブを右翼席に運ばれたが、その後は緩急を交えながら8回まで94球を投げた。最速は162キロも疲労もあってか直球の平均球速は157・8キロ。今季あまり投げていなかったスライダー主体に、11個の内野ゴロを築いた。「スライダーは思ったより効果的だった。今後もうまく使っていきたい」と収穫も口にした。

試合後、井口資仁監督(47)も疲労を考慮し「1回登板を飛ばす。ずっと登板が続いていたので」と今季2度目の登録抹消とすることを明した。

DeNA2-1ロッテ
(11日・ZOZOマリン)