能登半島の付け根にある富山・氷見市と、石川県との県境にある「碁石ヶ峰(ごいしがみね)」を、登山グループ山凱会の皆さんと訪ねた。

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案内は、県警山岳警備隊の元隊長で、山凱会顧問の谷口凱夫さん。今回は、谷口さんのためにサプライズも用意した。

能登半島に伸びる宝達丘陵…展望スポットへ

矢野美沙アナウンサー:
きょうは県境の山ということで、どんな特徴がありますか?

山凱会・谷口凱夫さん:
石川県との県境にある山で、氷見ではいちばん眺めのきく山ということで選びました。北アルプスから富山湾、能登の日本海と、どこでも見えるという山です

矢野美沙アナウンサー:
山頂からの眺めを楽しみに。きょうもよろしくお願いします

碁石ヶ峰は、能登半島に細長く伸びる、宝達丘陵の山の1つ。
山頂直下まで車で入ることもできるが、今回はハイキングコース。県道304号線を石川県方面へ進み、県境の原山峠へ。
峠を過ぎたところに登山口がある。山頂までは1時間ほど。

矢野美沙アナウンサー:
しっかり整備されてますね、登山道。登りが思ったより、しっかりありますね

山凱会・谷口凱夫さん:
稜線だから、小さくてもアップダウンがある

矢野美沙アナウンサー:
いやあ、本当に良い緑。全身で緑のシャワー…

登山道を歩く矢野美沙アナウンサー

山凱会・谷口凱夫さん:
いいねえ~。それぞれ葉っぱの色が違うし

矢野美沙アナウンサー:
緑って、こんなに色があるんだなって思います

山凱会・谷口凱夫さん:
植林してないでしょう。これが、また良い。こういう低い山で

30分ほど歩き、展望スポットで一休み。
碁石ヶ峰一帯は、地殻変動によってつくられた台地が広がっている。その台地に田畑が開かれ、池や沼と相まって高原のような景観をみせてくれる。

登山道沿い、足元には初夏の花が。頭上にはミズナラやカエデなど、さまざまな種類の緑がトンネルのように生い茂っていた。
日差しが遮られ、清々しい空気が漂う登山道。

大きな鳥居がある山頂へ…絶景で恒例「山ごはん」に舌鼓

矢野美沙アナウンサー:
開けました…。あ、山頂ですねここ。(碁石ヶ峰標高461mに)着きました。大きな鳥居がある。鳥居の先…良い眺めですね

山頂から北の方角には、奥に七尾湾、能登島が見える。すっきりと晴れ渡った日には、南に白山、東に立山連峰を満喫できるそう。

そして、みんなの山歩きの楽しみの一つ、恒例の「山ごはん」。

矢野美沙アナウンサー:
イラクサにススタケ、ウドまで…。山菜たっぷりの冷やし中華ですね!。いただきます!ほろ苦い山菜が良いアクセントです

今回は、ここでもう一品。ホットケーキミックスを使う。
火にかけて約5分…。ろうそくを立てて、小さなケーキができた。

矢野美沙アナウンサー:
わあ、良い色。ハッピーバースデートゥーユー…。ということで、谷口さんおめでとうございます。84歳!

この日が誕生日ではなく、山に登った5月が誕生月だった谷口さん。二十歳のころから山に夢中になり、のちに県警山岳警備隊の隊長となった。

山凱会・谷口凱夫さん:
本格的に(山を)始めたのは剱岳。そこからずっと救助活動で剱ばかり

矢野美沙アナウンサー:
いま剱岳は、眺めるようになりましたけど

山凱会・谷口凱夫さん:
もう剱は登れんですね

矢野美沙アナウンサー:
でも剱岳を色んな角度から眺めるというのも…

山凱会・谷口凱夫さん:
やっぱり色んな山を登るようになったのも、剱岳を色んな角度から見ようという。自分に見合った山登りというのがある

モットーは「常歩無限」。
小さな歩みでも、限り無く前に進むことができる。
小さな歩みを積み重ねて、谷口さん、そして山凱会の皆さんの山歩きはどこまでも続く。

(富山テレビ)

記事 3 矢野美沙

富山テレビ アナウンサー