日本維新の会の石井章参議院議員は18日、夏の参院選に出馬予定の女性候補者について「顔で選んでくれれば1番を取る」と発言したことについて、「軽率な行動で申し訳ない」と謝罪した。
石井議員は15日、栃木県内で行われた女性候補者の事務所開きで、「女性が5人出るが、年齢が若く、顔で選んでくれれば1番を取るのは決まっている」と発言した。
石井議員は17日、取材に対して「政治家として反省している」と述べる一方で、「聞いた人は『いい挨拶だ』と受け取っていると思う」との考えを示していた。
石井議員は18日午前、国会内で取材に応じ「きのう一日考えて、国会議員とし発言は軽率だった。軽率な行動をして申し訳ない」とした上で、「発言を全部撤回させて頂いた」と述べた。
「いい挨拶だった」と発言したことについては、「話の流れや、しどろもどろしなかったので、全体としてそう感じたと思った」と釈明した。
これに先だって石井議員はコメントを発表し、「候補者の容姿を取り上げる軽率で不適切な発言をしたことで多くの方々に不快な感情を抱かせてしまった。深く反省している」とするコメントを発表した。
(画像は、国会内で取材に応じる石井議員・18日午前)