私がお伝えしたいのは「特設サイト開設でアピール」です。
来週開催予定の日米豪印4カ国の枠組み「クアッド」の首脳会合を前に、政府は特設サイトを開設。
日の丸を模した赤い円が描かれたロゴも新たに作成しました。
異例のサイト開設について、政府関係者は「クアッドがあまり知られていない」ため、「ホスト国として盛り上げたい」と話しています。
ポイントはこちら「サイト立ち上げで注目度高まるか」注目です。
【注目ポイント・記者解説】
来週24日に開催予定の日本・アメリカ・オーストラリア・インドの4カ国の枠組み「クアッド(QUAD)」の首脳会合に向けて、政府は特設サイトを開設しました。
首相官邸ホームページに開設された特設サイトには、クアッドの意義や経緯などが記され、過去に開催された会議でまとめられた共同声明などを確認することもできるようになっています。
異例とも言える特設サイトの開設について、政府関係者は「クアッドの認知度はあまり高くないので、今回よく知ってもらうために作った」「どういったことが行われるのか、分かりやすくしたい」と狙いを語ります。さらに、今回は日本がホスト国なので「ロゴなど何から何まで新しく作った」と強調しています。
来週にクアッドの首脳会合を終えた後にも、成果を掲載するなどして、アップデートしていく予定ということです。
中国が海洋進出を強める中、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、今回のクアッド首脳会合でどのような成果を残させるか注目が集まります。
(フジテレビ政治部 長島理紗)