日本維新の会の岬麻紀衆議院議員は16日、選挙広報に記載した大学の「非常勤講師」の経歴に事実と異なるとの指摘が出たことについて記者会見し、「確認不足だった」と事実関係を認めて陳謝し、「報酬1カ月分を寄付する」と述べた。
岬氏は、衆院議員になる前の2019年、参院選に立候補した際、選挙広報に、亜細亜大学と杏林大学の「非常勤講師」の経歴を記載していた。
会見で岬氏は、亜細亜大学と杏林大学に問い合わせたが、「非常勤講師には当たらない」との回答を得たことを明らかにした上で、「非常勤講師との記載は、当時の私の認識と確認の甘さが原因。確認不足だった」と説明した。
さらに、「経歴を詐称しようという気持ちは毛頭ない」と強調する一方、「当時十分な確認出来ておらず、有権者の皆さまに深く陳謝する」と述べた。
そして、「深く反省して、私の報酬1カ月分を寄付する」と明らかにした。