日本維新の会の岬麻紀衆議院議員は16日、選挙広報に記載した大学の「非常勤講師」の経歴に事実と異なるとの指摘が出たことについて記者会見し、「確認不足だった」と事実関係を認めて陳謝し、「報酬1カ月分を寄付する」と述べた。

岬氏は、衆院議員になる前の2019年、参院選に立候補した際、選挙広報に、亜細亜大学と杏林大学の「非常勤講師」の経歴を記載していた。
会見で岬氏は、亜細亜大学と杏林大学に問い合わせたが、「非常勤講師には当たらない」との回答を得たことを明らかにした上で、「非常勤講師との記載は、当時の私の認識と確認の甘さが原因。確認不足だった」と説明した。
さらに、「経歴を詐称しようという気持ちは毛頭ない」と強調する一方、「当時十分な確認出来ておらず、有権者の皆さまに深く陳謝する」と述べた。
そして、「深く反省して、私の報酬1カ月分を寄付する」と明らかにした。

政治部
政治部

日本の将来を占う政治の動向。内政問題、外交問題などを幅広く、かつ分かりやすく伝えることをモットーとしております。
総理大臣、官房長官の動向をフォローする官邸クラブ。平河クラブは自民党、公明党を、野党クラブは、立憲民主党、国民民主党、日本維新の会など野党勢を取材。内閣府担当は、少子化問題から、宇宙、化学問題まで、多岐に渡る分野を、細かくフォローする。外務省クラブは、日々刻々と変化する、外交問題を取材、人事院も取材対象となっている。政界から財界、官界まで、政治部の取材分野は広いと言えます。