3日に亡くなった俳優の渡辺裕之さんの妻・原日出子さんがコメントを出しました。

渡辺裕之さん(2011年)
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(以下、全文)

 この度は、夫渡辺裕之の突然の逝去に際し、関係各社、ファンの皆様に、大変ご心配をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。皆様にご配慮をいただき、本日、近親者のみで見送り、荼毘に付させていただきましたこと、ご報告申し上げます。急すぎる別れから一週間、とても心の整理も出来ませんし、語る言葉も見つかりません。「何故・・・」は、きっと誰にもわからないと思います。ただ、コロナの最初の自粛の頃から、人一倍家族思いで心配性な夫は、先行きの不安を口に出すようになり、考え込むことが多くなりました。何事にもストイックで、一生懸命で、手を抜くことをしない人でした。「眠れない」と体調の変化を訴えるようになり、自律神経失調症と診断され、一時はお薬を服用していましたが、またお仕事が忙しくなって、元気を取り戻したようでもありました。しかし、少しずつじわじわと、心の病は夫を蝕み、大きな不安から抜け出せなくなりました。医師にも相談し、希望の持てる治療を始めた矢先の、突然の出来事でした。亡くなる前日は、楽しみにしていたゴルフ番組の収録に向けて、久しぶりに元気に動き回り準備をしていました。治療の甲斐もあったのかと安堵していたところでした。この数ヶ月、私も、家族も、懸命に向き合った毎日でした。でも、今は何を思っても、言い訳になってしまいそうで、後悔を数えたらきりがありません。渡辺にも、彼を大好きだった方達にも、申し訳ない気持ちでいっぱいです。今は全ての苦しみから解放され、自由になれたのだろうと信じたいです。渡辺は、信じられないほど綺麗で、安らかな顔で旅立ちました。それだけが、私たちの救いです。これまで渡辺を応援し、支えてくださった皆様に、心から感謝申し上げます。

2022 年 5 月 10 日  原 日出子

渡辺裕之さん 原日出子さん夫婦

悩みや不安を抱えて困っているときには、電話やSNSで相談する方法があります。「こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)」など、複数の窓口があり、厚生労働省のホームページにも案内があります。

プライムオンライン編集部
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FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。

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