「幸せを運ぶ鳥」のある意外な行動が、街の人たちを驚かせています。

10年連れ添ったコウノトリの夫婦に起きたある異変

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日本コウノトリの会代表 佐竹節夫さん:
突然「別れた」って、違うメスと一緒になったというケースですから、これは、ちょっとびっくりしましたね

こう語ったのは、日本コウノトリの会の代表を務める佐竹節夫さんです。コウノトリは、ひとたびつがいになると、一生添い遂げると言われています。

ところが2022年の春、兵庫県豊岡市で、約10年連れ添ったコウノトリのペアが“離婚”していたことが明らかになったといいます。 
「幸せを運ぶ鳥」ともいわれるコウノトリの夫婦に一体、何があったのでしょうか。

めざまし8は、別れたコウノトリの妻・個体番号399番を15年間観察してきた、古田恵子さんを取材。取材を通して、人間さながらの離婚までの様子が見えてきました。

今回、離婚が判明したコウノトリの夫婦が生息しているのは兵庫県・豊岡市内の田園地帯。古田さんは去年から夫婦の“ある異変”を感じていたといいます。

異変は前年から…子育てを一羽で

古田恵子さん:
去年からあのペアはちょっと仲がおかしい時があったので、今年はどうなるのかっていうのは、ちょっとそういう気持ちは持ってたんです

2021年から夫婦仲がうまくいっていなかったのか、夫である「11番」が1羽でひなの世話をする姿が…

しかし、2022年に入ると、再び仲睦まじい夫婦の姿が確認できました。いらぬ心配だった、と古田さんが胸をなで下ろした直後に事件は起きます。

「一生添い遂げる」はずが…別のメスと新生活 人間さながらの修羅場

古田恵子さん:
2月の初めぐらいから、夫がずっと一緒にいたのは別のメスの「24番」だったんですよ、妻の「399番」じゃなくて

2月に入ると、夫婦が子育てしていた巣に別のメス「24番」がやってきて、夫である11番と一緒に暮らし始めたというのです。
まさかの展開に古田さんも…

古田恵子さん:
本当に残念。気になってたけど、最近ちょっと足が遠のいた。別のメスと仲のいいところを見るのはちょっと、なんとなく見たくないなという気持ち

そして4月1日、事態は最終局面に…

「24番」(上)を威嚇して巣を守る妻の「399番」(下)

これは、長年コウノトリを見守ってきた稲田千帆さんが撮影した写真です。
写っているのは・・・新しくやってきたメス「24番」に対して翼を広げ、威嚇する妻の「399番」。「絶対に他のメスに巣を渡してたまるか」そんな強い意志すら感じる一枚です。
しかしそんな抵抗も虚しく、夫である11番は妻を捨て、24番との新生活をスタートさせたということです。

(めざまし8「#NewsTag」5月9日放送)

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