金の価格が連日最高値を更新するなか、横浜市の百貨店で開かれた関連イベントには多くの人が訪れていた。

横浜高島屋で4月20日から始まった「大黄金展」では1900枚の金箔を使った全長約2mの「黄金の虎」など約1000点が展示されたほか、即日買い取りのコーナーも設けられた。

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訪れた人は「今は金の価格が上がっている時期だから今売ろうと思ってます」などと話していた。

横浜高島屋宝飾品黒川淳一副部長によると「買い取りは普段の6倍くらい問い合わせが増え、ゴールドショップの電話がなりっぱなしの状況」だという。

国内の金の販売価格の代表的な指標となる田中貴金属工業の20日の小売価格は1グラムあたり8969円と、過去最高値を9営業日連続で更新した。

ウクライナ情勢が深刻化し安全資産とされる金を買う動きが進むなか、国内では円安の影響も受け高騰が続いている。