札幌市で今、"ご当地あんぱん"が注目を集めている。

パンのイベントで金賞を受賞した、白石(しろいし)区の「白石あんぱん」をはじめ、老舗の「月寒(つきさむ)あんぱん」など、進化するあんぱん事情を取材した。

シュー生地に粒あん? "100年の歴史"に挑戦

札幌であんぱんと言えば、100年以上の歴史を持つ「月寒あんぱん」だ。しかし今、その月寒の隣、白石で新たなご当地あんぱんに注目が集まっている。

話題の店、札幌市白石区の洋菓子店「スイートオーケストラ」を訪れた。

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石井 祐里枝 アナウンサー:
こんにちは。いろんなお菓子がありますね。ありました、こちらが金賞を受賞した"白石あんぱん"ですね

シュークリームのような生地の中に、粒あんがたっぷり入った「白石あんぱん」だ。

わらく堂 関根 健右 社長:
2021年、白石区が命名150周年をむかえて、白石で何かご当地のものを作りたくて、考えたのがあんぱんです

札幌市白石区に誕生したご当地あんぱん。そのお味は…。

石井 祐里枝 アナウンサー:
外側がサクッと、中はもちもちとしています。おいしい。
ん?すごい、あんこが伸びました

“伸び~るあんこ”で勝負 金賞受賞し一躍有名に

「白石あんぱん」の最大の特徴は、伸び~るあんこ。考えたのは、パティシエで開発室長の、山越純さんだ。

スイートオーケストラ 山越 純さん:
伸びるというキーワードで、やってみた

半年間の試行錯誤を経て完成した「白石あんぱん」。3月、横浜で開かれたパンのイベントで金賞を受賞し、一躍全国に知れ渡った。

100年以上の老舗は「アニメとコラボ」 若者の間で話題に

しかし、札幌でご当地あんぱんと言えばやはり、こちら…。豊平区の「月寒あんぱん」だ。

1906年、月寒に駐屯していた陸軍が、平岸までの道路を作る兵隊に、1日5個のあんぱんを配ったのが「月寒あんぱん」の始まりだ。

さらに、人気アニメとコラボした商品も販売し、若い人の間で話題となった。

そんな挑み続ける老舗、「月寒あんぱん」の5代目・本間幹英社長に、「白石あんぱん」を試食してもらうと…。

月寒あんぱん本舗 本間 幹英 社長:
けっこう生地がやわらかくて、あんこも、うちと違ってやわらかい

「月寒あんぱん」の本間社長は、新しくできた「白石あんぱん」にエールを送った。

月寒あんぱん本舗 本間 幹英 社長:
札幌は洋菓子のイメージがあるが、あんこで盛りあがるのはすごく良いことだと思う

一方、通信販売も始めた「白石あんぱん」は…。

わらく堂 関根 健右 社長:
全国・全世界の方々に白石を知っていただきたい。白石あんぱんを作ったことで、地元に貢献できればと考えている

新しく誕生した「白石あんぱん」と、老舗でありながら進化し続ける「月寒あんぱん」。札幌のご当地あんぱんが、いま盛り上がりを見せています。

(北海道文化放送)

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