子どもが反抗期を迎えると、親子関係もちょっと気まずくなるもの。そんな悩みに直面した家族のやり取りが、Twitterで話題となっている。

息子から反抗期届を提出されました。
今日からスタートです(´・ω・`)

投稿したのは3児の父親である、ティーエス(@tye_es1)さん。4月9日に中学2年の長男(13)から一枚の紙を手渡されたという。学校関係の書類と思いきや…「反抗期届」とあるではないか。

提出された反抗期届(提供:ティーエスさん)
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「私は下記の期間 反抗的態度を多くとることを届け出ます」と宣言していて、期間は令和4年4月10日から7月31日までと、約4カ月限定。「朝起こす」「部屋清掃」「家族行事・外出」が必要かどうかの欄もある。

反抗的態度を宣言…期間限定?(提供:ティーエスさん)

届け出の記述内容によると、息子さんは朝起こしてもらいたくはないが、部屋の掃除は月1度してほしいそう。家族行事や外出に参加するかどうかはそのたびに相談してほしいという。

出かける時に声はかけてほしいそう(提供:ティーエスさん)

Twitterでは「期間限定というのがいいですね(笑)」「部屋掃除は要るんだ?」などと、やり取りのほほ笑ましさが話題に。投稿は33万以上のいいねを集めている。(4月13日時点)

事前に妻が手渡していた…家族で出かける・出かけないでスタート

“反抗期”にしては可愛らしいが、きっちりとした書面で提出したのはなぜだろう。届け出には「大人の干渉が少なくなるにつき これまで以上に自己管理に努めること」とも書かれていたが、提出後の家族関係はどうなったのか。父親のティーエスさんに聞いてみた。


――反抗期届の提出に至った経緯を教えて。

反抗期届は妻のアイデアです。育休届などを参考にして作ったそうで、長男が中1の冬に渡していました。妻は長男に「(反抗するなら)反抗期届を出してからにして」と言っていて、4月8日に、4月10日の休みの日に一緒に出かける・出かけないで揉めたことでスタートしたのだと思います。昼食や夕食に家族全員で出かけたい妻、家でゲームをしていたい長男で折り合いがつかなかったようです。提出前にも妻とバトルをしてました。

ゲームをしたいと揉めていたそう(画像はイメージ)

――反抗の期間が決まっていたり、家族への要望項目があるのはなぜ?

7月31日で終わりの予定なのは「てきとー(本人)」だそうです(笑)。項目は僕はもっとあっても良いと思いましたが、妻が「項目が多いと(長男が)目を通さない」と踏んでいたようです。


――息子さんはどんな子?届け出にはどんな反応をしていた?

ゲームばかりしています。妻ゆずりかユーモアもあると思います(笑)。反応については、反抗期届を受け取ったのがだいぶ前で、その時は「ふーん置いといて」くらいだったそうです。今回提出したときは夕食後、テーブルに投げ置きしてきました。

バスりで親子の会話が増えた…反抗期は今なのか、まだなのか

――4月10日以降、息子さんの様子はどう?

今のところ特に何も。バズってしまったと教えたことで、むしろ会話が増えたかも知れません。長男は妻とのほうがよく喋るのですが、バズった後は「今どのくらい?」とか、僕のリプライを見て「返し下手くそ」とか…。実際の反抗期は今なのか、まだなのか分かりません。


――家族の関係性や様子はどんな感じなの?

関係性はまあまあ良好です。届け出後に下の子の誕生日がありパーティーもしたのですが、長男も参加しました。ちゃんとHappy Birthdayを歌ってケーキを食べてました(笑)。一番下の子どもがイヤイヤ期の抜けかけと、真ん中が内弁慶な子なので家の中が騒がしいですが、妻が楽しくやってくれてます。

反抗期というがお祝いにもしっかり参加(画像はイメージ)

――下の子どもにも反抗期届を渡す可能性はある?

下の子ども2人に渡すかは妻に任せます。性格が長男と違うから通じないんじゃない?と言ってますが。


――話題となったことをどう受け止めた?息子さんにはどう育ってほしい?

一家族が注目されて今もビビっています。注目されたことで息子の心配をしましたが、自ら学校で(話題となったことを)宣伝してるようです。妻はSNSをしてないので、当初は家の中でだけ真面目にふざけていたのに、もうふざけにくいと嘆いていました。

ただ、概ね良い反応だったことで、楽しけりゃいいかと着地しました。どう育って欲しいかは、好きなようにとしか。困った時にだけ支えます。

反抗期届には「期間短縮延長可」ともある。今後はどうなるのか(提供:ティーエスさん)

年頃になると、親への気持ちを素直に伝えにくいもの。“届け出”としてきちんと伝えることはすれ違いを防ぐことにつながるのかもしれない。想定外なバズりだったようだが、家族の会話が増えるきっかけになったようだ。

記事 4289 プライムオンライン編集部

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