自治体の財政負担を減らし、歴史的建造物を未来へ残す取り組み。宮崎県日南市飫肥にある市所有の武家屋敷が、JR九州の手で宿泊施設へと改修された。

定員6人の1棟貸し 1泊9万9000円から

日南市所有の飫肥の歴史的建造物は、これまで老朽化や入館者の減少もあり、修繕費や維持管理費などが課題となっていた。

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この課題を解決しようと、日南市の飫肥地区歴史的建造物利活用事業で誕生したのが、JR九州が旧伊東伝左衛門家を改修し運営する宿泊施設「茜さす 飫肥」。

利活用事業では、市が所有する歴史的建造物を民間企業に貸し出し、企業は建物を歴史的価値を損なわない範囲で改修。宿泊施設などとして運営することができる。

日南市総合戦略課地域政策係・金丸裕一主査:
JR九州に宿泊施設への改修資金等を出していただいて。市の負担を減らしながら利活用していただけて、市にとっては非常にメリットの大きい事業だと思っています

「茜さす 飫肥」は定員6人の1棟貸しで、1泊9万9000円から宿泊することができる。4月21日に開業を予定していて、現在予約を受け付けている。

JR九州 事業開発本部開発部 まち創造課・幅亮太さん:
あくまで古民家は一つの手段。それ以外でも色々なことで日南市と協力しながら、地域の方々と連携して新たな地域創生を皆さんと作り上げていきたいです

日南市飫肥ではこのほか、小村寿太郎生家や商家資料館など4つの歴史的建造物でも民間企業による利活用が決まっていて、2022年9月をめどに改修工事が始まる予定だ。

(テレビ宮崎)

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