「新種の生き物?」と思ってしまいそうな“ある動物”の姿がTwitterに投稿された。

投稿したのは、約50種500頭羽の動物を飼育している那須サファリパーク(栃木県那須町)の公式Twitterアカウント(@NASU_SAFARIPARK)。

「なかなかないアングルだと思います!意外に可愛い口してますね」とのコメントと共に投稿された写真に映るのは、柵の上にのせた、無数のヒゲが生えたぷっくりとした大きな口元。また、脚部分を見るとしっかりとした爪も確認できる。

新種の生き物のよう…(提供:那須サファリパーク)
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この写真の動物の正体は、実は正面から見た“カバ”。言われれば「なるほど」となるが、一見すると何の動物か分からなかった人も多かったのではないだろうか。

Twitterでも「ウルトラマンに出てくるカワイイ系怪獣かと。。(汗)」「マジで新種の生き物かと思いました」「何者!?怪獣かと思ったよ」といった驚きのコメントなどが寄せられ、1万以上のいいねが付いている(4月19日時点)。

「お腹空いているのかな?」

なお、那須サファリパークではこの1頭のカバしかいないとのことだ。では「なかなかないアングル」とのことだったが、飼育員さんもあまり見ることができない姿なのだろうか。

那須サファリパークのカバ担当飼育員さんに話を聞いてみた。

ーー撮影されたカバについて教えて。

名前:カバキチ。性別:オス。年齢:43。カバの平均寿命は40~50歳といわれているので高齢のカバです。基本的に大人しい性格で、高齢なので走り回ることはないです。

カバキチくん(提供:那須サファリパーク)

ーー何をしている時のポーズ?

夜間部屋に入りエサを与えるため、部屋の前で待っている状態です。このポーズで待っていると「今日はお腹空いているのかな?」と思います。


ーーなかなかないアングルとのことだが珍しいの?

待っている時にいつもやっている事なので、飼育員からすると珍しくはありません。エサを待っている時に会いに行けばいつでも見られます。ただし、お客様からは見ることができません。

水の中のカバキチくん(提供:那須サファリパーク)

硬めの人工芝の感触に近い口元

ーー印象的な口元の触り心地はどう?触られるのを嫌がったりする?

硬めの人工芝の感触に近いです。触るのを嫌がることはほぼ無いです。口を触られるのはどちらかといえば好きな方です。


ーー普段、何をして過ごしているの?

ほとんど池の中で過ごしていますが、最近は暖かいので池から上がって寝ている時もあります。夜行性の動物なので昼間は水の中で寝ていることが多いです。

口元アップ(提供:那須サファリパーク)

ーー投稿が話題となったことをどう感じている?

当園ではカバはサファリゾーンに入らないと見られない動物なので、正直あまり目立つ動物ではなかったので驚いています。


ーー最後にカバの魅力を教えて。

体の割に短い足、小さな耳が魅力かなと…笑。

キレイな虹とカバキチくん(提供:那須サファリパーク)

一見、新種の生き物と見間違えそうになったカバキチくんの姿は、来園者は見ないアングルでも、飼育員にとっては普段から見ることが出来るものだった。

那須サファリパークの公式Twitterでは、このような動物の飼育員しか見ることができない様子を含めた、さまざまな姿を投稿している。気になる人はのぞいてみてほしい、

プライムオンライン編集部
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FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。

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