日本時間の3月26日夜、世界一ともいわれる競馬の祭典ドバイワールドカップデーが行われる。優勝賞金はなんと…

26日!世界最大級競馬の祭典

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東京から約8000km、中東の観光都市ドバイ。近未来的な建物が立ち並ぶ豪華絢爛なアラブの街で行われるのが世界最大規模の競馬の祭典ドバイワールドカップデーだ。

世界各国で活躍する名馬たち約100頭が一堂に介し、レースの格付けの中で最も高いG1レースがこの一日の中で5つも行われる。まさに「盆と正月が一緒に来たよう」という日本のことわざを具現化したビッグイベントだ。

優勝賞金8.3億円!賞金総額36億円

それだけに賞金の規模もケタ違いだ。メインレースのドバイワールドカップの優勝賞金は日本円にしてなんと約8.3億円。

そしてこの日1日で行われる9レースの賞金総額は約36億円。目のくらむ大金を一夜にしてつかむことができる夢のようなお祭りにこれまで日本の名馬たちも果敢に勝負を挑んできた。

日本馬の挑戦の歴史

2011年に、ヴィクトワールピサが5つあるG1レースの一つでメインレースのドバイワールドカップ(G1、ダート2000m)を日本馬として初めて制した。

さらに2019年のドバイターフ(G1、芝1800m)では、のちに史上初の芝G1.9勝を挙げる日本競馬の最高傑作アーモンドアイが圧勝し、世界に日本馬の強さを知らしめた。

歴史に名を刻んだ2頭の名馬に続けと、今年ドバイワールドカップに挑むのはチュウワウィザード(牡7歳)。去年は惜しくも2着とコースへの適性は十分。G1.4勝の実績を引っ提げて今年こそリベンジを期す。

また、ドバイシーマクラシック(G1、芝2410m)で頂点を狙うのはディープインパクトを父に持つ2021年の日本ダービー馬のシャフリヤール(牡4歳)。

他にも計8レースで日本馬が世界の強豪たちとしのぎを削る。世界各国の名馬たちがそろう中、今大会は日本馬は過去最多の22頭が出走予定となる。

日本の誇りを胸に、その走りでアラビアンドリームをつかむのは、果たして…

「S-PARK」ではドバイシーマクラックを超速報
26日(土)24時35分からフジテレビ系列で放送

「ドバイワールドカップ2022」
26日(土)深夜1時25分からフジテレビ系列で生中継