資源エネルギー庁の発表によると、3月14日時点のレギュラーガソリンの小売り価格の全国平均は、先週に比べ60銭高い、1リットルあたり175円20銭だった。
値上げは10週連続で、2008年9月のリーマンショック時以来、13年半振りの高値水準が続いている。
先週木曜日以降、ガソリン価格の高騰を抑えるための補助金の上限が1リットルあたり5円から引き上げられ、17円70銭が投入されていた。
ロシアによるウクライナ侵攻を受けての原油価格の高騰は続いていて、経済産業省は、来週のガソリン価格が、補助金無しなら197円10銭まで高騰すると予測している。
明日以降、石油元売り各社に対して、25円補助金が投入される。
補助金の上限は先週25円に引き上げられたばかりだが、早くも上限に達した。