新潟駅万代口前に設置されている『朝日山』のネオン看板が、2022年3月末に消灯・撤去されることが決まった。街からは惜しむ声も聞かれている。
この記事の画像(12枚)杉山萌奈アナウンサー:
新潟駅前では万代広場の改修工事が行われています。徐々に新潟駅前の姿が変わっていくなか、約50年前から設置されている朝日山の看板が撤去されることになりました
新潟駅前の商業ビル屋上に設置されている、日本酒『朝日山』のネオン看板。
長岡市に本社を置く朝日酒造が1975年に設置し、新潟駅前を半世紀近く灯してきた。
400平方メートルを超える大きな面積のネオン看板は、当時は全国的にも珍しかったという。
朝日酒造 総務部広報課 小嶋基成 課長:
ネオン管が消えているときに情報をいち早くいただき、すぐに修理したり、ネオン管を通してお客様とつながれている実感があった。気にして見ていただいている思いがうれしかった
しかし、看板が設置されている第5マルカビルは老朽化のため建て替えることが決まり、看板も撤去されることとなった。
街からは…
街の人:
『ここに朝日山の看板があるわ』なんて思っていた。寂しくなる、変わっていくね
街の人:
電車の中から見ていた。電車とかから見えなくなったら違和感
駅のリニューアルとともに再開発が進む新潟駅前。
新たな万代広場も2023年度から段階的に供用が始まる一方で、慣れ親しんだシンボルがまた一つ消えていく。
朝日酒造 総務部広報課 小嶋基成 課長:
一定の役割を果たしてくれた。朝日山のお酒はなくなるわけではないので、これからもおいしさを届けていきたい
ネオン看板は2022年3月31日の午後10時に消灯し、翌日撤去作業が始まる。
(NST新潟総合テレビ)
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