ドーピング問題に揺れたフィギュアスケートのワリエワ選手。ロシアに帰国後、自前の“表彰式”ともいえるセレモニーの様子がわかってきました。

会場には約1000人集結 「とても良いパフォーマンスを見せてくれた」

大きなテディベアを受け取ってほほ笑むのは、北京オリンピックでフィギュアスケートに出場したカミラ・ワリエワ選手。プレゼンターに挨拶するとスタッフに誘導され、テディベアを抱えて戻っていきます。その足取りはどこか軽やか。

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これは2月21日、帰国したROCロシアオリンピック委員会の選手団を迎えて行われたセレモニーの様子。現地メディアによると、会場には約1000人が集まり、行われた自前の表彰式では選手たちに、首から下げる“特別賞”が贈られたといいます。

表彰の理由について、ロシア・フィギュアスケート連盟の事務局長は、「北京に参加したすべてのスケーターは、最高の賞賛に値すると思う。とても良いパフォーマンスを見せてくれた」と説明。

一方、北京五輪のフィギュア団体で金メダルを獲得したROC=ロシアオリンピック委員会の授与式は見送られたままです。
ワリエワ選手も祖国での対応には笑顔をのぞかせていましたが、ドーピング問題の真相が何だったのかはいまだ明らかになっていません。

(「めざまし8」2月23日放送分)