厚生労働省によると、18日時点で、新型コロナウイルスの全国の重症者数が1480人にのぼった。前の日よりも2人減った。1日の全国の重症者数としては5日連続で1400人を上回った。1カ月前の全国の重症者数(1月18日・281人)と比べると、およそ5倍増えたことになる。
全国の重症者数は、過去の感染ピーク時には、1000人台~2000人台で推移していた。2021年9月3日には、過去最多の2223人を記録。しかし、その後、減少し、11月以降は100人を下回っていた。ところが、オミクロン株の感染急拡大に伴い、全国の重症者数も急増。2月3日には、およそ4カ月ぶりに1000人を上回り、その後も増加傾向が続いている。
一方、重症者の増加とともに、全国で、新型コロナ患者の中で死亡する人も増えている。FNNのまとめによると、18日、全国で211人の死亡が報告された。2月に入ってからは、連日、100人以上の死者が確認され、15日以降は4日連続で200人を上回っている。17日には、過去最多の271人の死亡が発表された。