政府分科会の尾身会長はまん延防止等重点措置の延長について、分科会で2人の委員から反対意見があったことを明らかにした。
尾身会長:
「17地域ですね、延長については、反対という意見がお2人ありました」
尾身会長はオミクロン株の病状について、インフルエンザと比べて肺炎などの発生頻度が高いか不明確であることから、重点措置の要件として「妥当ではないのではないか」とする意見があったことを明らかにした。
ただ、変化が進行中であることなどから「インフルエンザと一緒に扱っているわけにはいかない」との議論もあり、「全体としては合意した」と説明した。
このほか、重点措置を解除する県について、「高齢者施設のワクチン接種を最優先課題としてやる必要がある」と強調する意見があったことも明らかにした。