新型コロナの第6波がいまだ収束しない中、さまざまな対策が取られているが、手洗いの重要性に代わりはない。学校や保育施設で感染が広がる中、子どもたちへの手洗い指導をどう進めていくのか?
楽しみながら手洗いしてもらうポイントを紹介する。

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茂富楓記者:
カラフルでかわいらしいオブジェのようなこちら。何かというと実は…せっけんなんです!

「手作りせっけん」で手洗いをする茂富楓記者
「手作りせっけん」で手洗いをする茂富楓記者

SNSで存在知り…2児のママがインストラクターに

色とりどりの宝石や動物、恐竜などの形をした手作りのせっけん。
制作するのは、松江市内で「宝石石鹸インストラクター」として活動する清山久美子さん。

色とりどりの宝石や動物の形をした、手作りのせっけん
色とりどりの宝石や動物の形をした、手作りのせっけん

手作り石けんの講座を開いている。
インスタグラムなど、SNSで宝石石鹸の存在を知ったという。

宝石石鹸インストラクター・清山久美子さん:
見た目のかわいさにすぐ引き込まれて、インストラクターになりたいと思うようになった

宝石石鹸インストラクター・清山久美子さん
宝石石鹸インストラクター・清山久美子さん

2人の子どもがいる清山さん。
子育てをしながらできるのではないかと思い、インストラクターの資格を2021年の夏、取得したという。

手軽にオリジナルせっけんを…作り方を紹介

その作り方は、いたって簡単!
材料は、透明なクリアソープと、それに青や緑など色づけしたものを使う。

ラメのパウダーや、香りづけのアロマも好みで使用する。
選んだ型の中に、好きな色のラメや色付きの石けんブロックを入れる。

ここに、ベースとなるクリアソープを型に流し込んで10分程度、冷やして固めると完成。

型から取り出すと、オリジナルの色鮮やかなせっけんができあがる。

こちらのせっけんは、カットして形を整えると、まるで宝石のような仕上がりに。

子どもたちが楽しく手洗い…体験会も開催

子どもから大人まで楽しめるという、せっけんづくり。
現在、清山さんはインスタグラムなどで活動の様子を発信したり、子ども向け講座を中心に、民間の子育てセンターなどで体験会を開催している。

このほかにも、講座の参加者からは「子どもが宝物のように大切にしている」「楽しく手洗いをしている」などの声が寄せられているという。
実際に、このせっけんを子どもに使ってもらうと…

楽しみながら手洗いをしている。

宝石石鹸インストラクター・清山久美子さん:
せっけんがカラフルでかわいいので、洗面所に飾ってもらったり、手洗いが進んで楽しくなるような、そういったひとつになればいいなと思う

「特別な手作りせっけん」で、コロナ禍に欠かせない「手洗い」の時間を楽しんでみては。

(山陰中央テレビ)

TSKさんいん中央テレビ
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