東京・大手町駅の目の前にあるビルの地下の倉庫には、大量の“オフィス家具”が並んでいる。

ここで進む新たな循環プロジェクトとは?

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処分予定だった“オフィス家具”の新たな使い道

三菱地所が新たに始めたビジネス「エコファニ」

これまでオフィス家具は、オフィスの移転などにより、奇麗な状態にもかかわらず、やむなく捨てられていたことが多かったという。

そこで不要なオフィス家具を買い取り、そのまま大手町オフィス街の倉庫に保管。

倉庫内で検品・清掃を経て、購入者が決まると、新しいオフィスにリユース家具として納品するのが「エコファニ」の仕組みだ。

この新事業、オフィス家具の現状を見た1人の若手社員によって立ち上げられた。

三菱地所 新事業創造部・本田宗洋副主事:
入社以来、オフィスビルに関する仕事をしていましが、奇麗な状態なのに処分されていく家具の現場をたくさん見てきたので、そこでちょっともったいないなと…

一度役目を終えて倉庫に保管される家具は、椅子やキャビネットの他に、ゴミ箱や冷蔵庫など種類はさまざま。中には壁掛けのアートパネルまで。

また、中古オフィス家具の市場価格は定価の約2割と言われているなか、「エコファニ」は大手町オフィス街の中で家具を融通することで、質の高い物を低価格で販売できるという。

家具だけではない!不動産の強み“セットアップオフィス”

倉庫からオフィス家具を販売するだけではない。

家具付きオフィスいわゆる「セットアップオフィス」を提案するのも、不動産オーナーならではの取り組みだ。

三菱地所 新事業創造部・本田宗洋副主事:
レイアウトごと物件・価格を提案することで、お客さまも利用イメージが湧いて、早期に入居が決まると言うケースもあります

リユース家具への関心が高まる中、「エコファニ」のあり方とは?

三菱地所 新事業創造部・本田宗洋副主事:
無理に(オフィス家具を)長く使っていくというよりは、まだ使えるものがあれば、我々に託していただいて、そういったものを使っていただくというのが、一番あるべき姿かなと思っています。もっと在庫品を増やして、お客さまのちょっとしたニーズにワンストップで回答できるようにしていきたい

今後は、三菱地所が管理するテナント以外にも対応する予定だという。

(「Live News α」1月27日放送分)

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