2021年に入り、進化系ハンバーグが続々登場。女性の間ではランチとして話題になっている「進化したランチハンバーグ」。今回の「スゴ撮」は、そのおいしさの秘密を調査した。

進化系ハンバーグは斬新な「オンザライス」

いま、新しいお店が続々と誕生している 「ハンバーグ専門店」。

この記事の画像(36枚)

日本ハンバーグ協会理事長・バーグマン田形さん:
吉祥寺に昨年オープンした「挽肉と米」という店があり、こちらがブレイクしてきまして、今年に入って続々とこういった進化系のハンバーグのお店が増えてきています

中でも“ランチハンバーグ”が女性に人気になっている。

まずは、2021年7月に東京・渋谷区にオープンしたばかりの「肉の森」というお店。

めざまし取材班:
ランチ時ですが、女性客が多いです。いま、また女性のお客さんが2人入ってきました

ランチ時にやってくるのは、女性客がメイン。

女性客A:
新しくてすごく斬新だなと思います

「新しくて斬新」というお店のハンバーグが…

渡邊渚アナウンサー:
ご飯の上に直接ハンバーグをのせるんですか?

焼き上がったハンバーグをご飯にのせるという「オンザライス」が、こちらのお店の進化系スタイル。

どのようなハンバーグなのだろうか?おいしさの秘密をスーパースローカメラでスゴ撮する。

ハンバーグに箸を入れると、肉汁があふれだしてくる。

さらに、その肉汁がご飯に染みんでいく。これが「オンザライス」スタイル人気の理由のひとつ。ご飯もおいしさ倍増だ。

今度は断面を見ていく。ひき肉ではなく、厚みがありボリューム感満点の肉がそのまま入っている。

実はこのお店では、和牛を中心に100%国産牛を使用。 

肉の森オーナー・岩城大さん:
肉感をおいしく味わっていただくために、ミンチではなくすべて手切りで作ってます

果たして、その味はどうなのだろうか?

渡邊渚アナウンサー:
おいしい~。肉汁がかめばかむほど、口の中いっぱいに広がっていきます。ハンバーグなのにステーキを食べているかのような感覚です

「ハンバーグ塩/塩セット ハンバーグ塩(130グラム)×2個」1500円(ごはん2杯・付け合わせ3種付き)

ハンバーグ専門店では「生卵のせ」ブーム

「オンザライス」スタイルは、 2021年5月に東京・渋谷区にオープンした「アラビキダゼ」にもある。

つなぎなしの牛100%の粗びきハンバーグを炭火で焼き上げ、

ご飯を重箱に入れたスタイルでハンバーグを提供。オンザライスにしていただく。
「超アラビキハンバーグ膳」1400円。

さらに、このハンバーグが進化系といわれる理由は…

めざまし取材班:
生卵をハンバーグの上にのせて食べています。あちらのかたも生卵をのせています

いま、ハンバーグ専門店でブームになっているのが「生卵のせ」。こちらのお店では、1人につき生卵1個がサービスになっている。

アラビキダゼ店長・三木慎也さん:
見た目がすごくきれいになると、皆さんに喜んでいただいている。少しまろやかになるので、味変ができていいのかなと

渡邊渚アナウンサー:
卵をたっぷりかけていただきます。表面はカリッと炭火の香りもして、中はジューシー。まろやかな卵が入って相性抜群です

肉汁と生卵が合わさったご飯もたまらない。

さらに、こちらのお店では90グラムのハンバーグが3個までおかわり自由。テーブル上には、薬味も3種類あり、味を変えながら堪能できる。

ハンバーグが6個までおかわり無料

2021年5月に東京・千代田区にオープンした「恋と、焼肉」。

渡邊渚アナウンサー:
色々ついていますが・・・ハンバーグ小さめ? 

「鉄板焼き和牛100%ハンバーグランチ」1500円。

恋と、焼肉。・蒲ケ原翔さん:
実は6個までおかわりが無料

1個50グラムのハンバーグが6個まで食べられ、目の前のコンロで自分好みの焼き加減で食べられるという新しいスタイル。

ランチのみにハンバーグを提供する焼き肉屋で、国産和牛のA4、A5ランクの肉を100%使用している。
その味は…

渡邊渚アナウンサー:
お肉の食感が全然違います。しっかり歯ごたえがあって、弾力のあるお肉でうまみがスゴい

また、流行りの卵黄のほか、ミックスハーブチーズや野菜のソースなど6種類の味変ができるのも女性から人気の理由だ。

渡邊渚アナウンサー:
なに食べても楽しいし、おいしい!ハンバーグの新たな可能性を引き出してくれました!

熱々のチーズで包み込みこんで蒸し焼き

群馬・高崎市にある「ひしめき亭」では、チーズを使った進化系メニューがランチで大人気になっている。

お店のセールスポイントは、「日本一チーズをかけるハンバーグの店」ということ。
では、ここでスゴ撮する。一体どのような料理なのか、おいしさの秘密を解き明かす。

スーパースローカメラで見てみると、鍋からとろとろのチーズソースがハンバーグにそそがれ、包み込むようにしてコーティングされていくのが分かる。

熱々の鉄板でチーズもはねながら、豪快に湯気が立ち、チーズの濃厚な香りが漂ってきて、食欲もそそられる。

チーズソースをかけたらデミグラスソースを加え、さらに追いチーズでパルミジャーノ・レッジャーノをかけて完成。
「超粗びき炭火熟成牛ハンバーグ Lサイズ(240グラム)とろとろチーズソース」1628円。

これを実際に客の目の前でやってくれるそうだ。そして、中を割って出てくるのはレアな焼き加減の肉。これが熱々のチーズで蒸し焼きになり、おいしく仕上がる。

女性客B:
濃厚ですごくおいしかったです

女性客C:
まろやかでジューシーで、チーズフォンデュの中で食べているような感じでした

表面がカリっとした四角いハンバーグ

さらに、いま話題になっているハンバーグ専門店が2021年5月、東京・港区にオープンした「歓喜の牛」。

女性客D:
形にまずびっくりしました

男性客:
思い描いているハンバーグとは違うから、違うよねとは思いつつも、食べてみるとやっぱりハンバーグだと思って

皆さんが驚く、ランチに食べられるハンバーグとは「四角いハンバーグ御前」1500円。

渡邊渚アナウンサー:
四角い!こんな形のハンバーグ初めて見ました!

楕円形ではなく、サイコロのような四角い形のハンバーグ。

歓喜の牛・山本毅シェフ:
四角にしたことによって、表面積が普通のハンバーグと比べて多くとれるというのがある。うちのハンバーグは、表面のカリッとした感じを表現したかった

また、分子調理という最新の調理技術を使い、加熱時に水分が失われるのを防ぎ、隅々までうまみを閉じ込めているということだ。

渡邊渚アナウンサー:
外側はカリカリで中はみっちり。 お肉がぎゅ~っと入っていて、とってもおいしいです

(「めざましテレビ」10月4日放送より)