人気観光列車が10月、高知県東部でも運行を開始する。
雄大な太平洋の景色と地元の食材を、記者が満喫してきた。

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蒸気船や宇宙船がモチーフの豪華列車

2020年7月、高知・窪川間で運行が始まったJR四国の観光列車「志国土佐時代の夜明けのものがたり」。
蒸気船や宇宙船をモチーフにした豪華な列車は、運行開始から1年間の乗車率が74%とコロナ禍でも人気。

観光客の誘致を図る「四国デスティネーションキャンペーン」に合わせ、10月からごめん・なはり線でも運行されることになり、関係者を招いた試乗会が行われた。

ごめん・なはり線を観光列車が走るのは4年ぶり。
JR高知駅から土佐くろしお鉄道・奈半利駅までの区間を約2時間半かけ旅する。

大きな車窓から一望できるのはどこまでも広がる太平洋。
美しい自然をこころゆくままに楽しめる。

横山すみれ記者:
車窓いっぱいに海を感じることが出来て、開放感がすごいです

また、区間内に9カ所あるトンネルの中では車内がライトアップされ、幻想的な雰囲気を感じられる。

地元食材使った豪華な創作料理も…

さらに、列車の中で堪能できるのが…

横山すみれ記者:
列車の中では地元の食材を使った料理を楽しむことが出来ます。すごく豪華です。色んな種類があって、色とりどりでとっても美味しそうです

皿鉢料理風に盛り付けた創作料理は高知の食材をふんだんに使っている。
こちらは醤油ベースのタレに付け込んだ四万十牛。

横山すみれ記者:
柔らかくて、とってもおいしいです。肉の旨味がぎゅっと詰まっています

列車の中では、料理のほかにも高知県産の生姜を使ったドリンクなども販売されていて、ゆったりとした時間を満喫できる。

列車は高知駅を出発したあと、夜須駅と安芸駅で停車する。
駅でのゆるキャラたちの歓迎も、この観光列車ならでは。

それぞれの駅で30分ほど停車するので、近くで買い物も楽しめる。

横山すみれ記者:
すごく景色も綺麗で、あっという間の2時間半でした。料理もおいしくて楽しかったです。ありがとうございました

JR四国・蔦利次室長:
私自身、高知というと高知市内であったりとか、足摺とか、そういうイメージが多かった。実は高知の方でも、ひょっとしたら東高知ってまだまだ…という方がいらっしゃるかもしれない。そういった方に関しては、ぜひこの機会に東高知の列車旅を楽しんでいただきたい

観光列車の運行は10月8日から12月24日までの毎週金曜日と、10月31日(日)のあわせて13日間。
乗車券は全て食事つきで、予約はJR四国ツアーのホームページなどで受け付けている。

(高知さんさんテレビ)

高知さんさんテレビ
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