今回の「スゴ撮」は、「餃子フェス」で全国で大人気の餃子。全店お取り寄せもOK、おいしさのこだわりをを調査した。

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渡邊渚アナウンサー:
あ~いい匂い!こっちにもそして向こうにも!たくさんの餃子が並んでいます    

いま大手百貨店では、全国から人気餃子店が集う「餃子フェス」を開催している。
国分寺マルイや西武池袋本店では9月14日まで、マルイファミリー志木は9月15日から21日まで、北千住マルイでは9月22日から28日までと、9月28日まで会場を移しながら計17の餃子店が出店するイベントだ。
※開催時期については一部変更になることもあります。

焼き餃子協会代表理事・小野寺力さん: 
焼き餃子協会が、みなさんに食べてほしい最高のギョーザをご用意しました

選ばれたのは、焼き餃子協会の代表理事が絶賛する餃子の数々。

「肉汁注意」肉汁が飛び出る餃子

まずは、「食べログ 餃子百名店」にも選ばれている東京の飯田橋にある「PAIRON」の「白龍餃子」10個1155円(オンライン価格)。

焼き餃子協会代表理事・小野寺力さん: 
白龍餃子の一番の個性としては、やっぱり食べた瞬間ですね

一体どういうことなのか。
食べた瞬間にわかるおいしさの秘密を、スーパースローでスゴ撮する。    

箸を押し当ててみると、皮の中から次から次へと溢れ出る肉汁が止まらない。この肉汁こそ、おいしさの秘密だ。

PAIRON店主・山本龍太郎さん: 
うちのギョーザは野菜を入れないで、肉だけで作ってますので、本当にピュアな肉汁の餃子が楽しめます

この餃子、野菜は入っておらず、具材は新鮮な国産豚のみを使用している。
さらに、国産豚の旨味を詰め込んだというコラーゲンも練り込まれているため、焼けばそれも肉汁に変化するんです。

店内には、「肉汁注意」の貼り紙まであるほどだ。

「PAIRON」は、西武池袋本店で9月14日まで出店している。さらにお店のホームページでお取り寄せ可能だ。

次は、西武池袋本店で出店していた、現在はお取り寄せ可能な宮崎県「餃子の馬渡」の「もっちり餃子」10個562円(オンライン価格)。

この餃子が選ばれた理由は、皮のモチモチさ。

渡邊渚アナウンサー:
もちもち、生地がお餅みたいにもちもちです

焼き餃子協会代表理事・小野寺力さん:
もっちり界の最高峰。もっちり皮って比較的結構厚めのものが多いんですが、もっちりを残したまま(皮を)薄くするのはすごい技術    

“分厚くないのにもっちり皮”を実現させるため、何をやっているのだろうか。    

餃子の馬渡社長・馬渡陽一郎さん: 
作り置きは一切せず、毎朝職人が1時間かけて生地踏みをしています

もっちりの元となるグルテンがしっかり作り出されることで、皮が薄くても、もっちり感が出るそうだ。    

大豆ミートを使用 ヘルシーで新食感

続いて、東京の荻窪にある「餃子の花は咲く」から、「包美餃子」30個2880円(オンライン価格)。

開店1年で、ひと月1万2000個を売り上げるほど大人気だが、そのおいしさの秘密は新食感。

渡邊渚アナウンサー:
トロットロ、シャキシャキもしてて、プチプチもします。ちょっと新食感な餃子です

また、餃子を購入した人に話を聞いた。

購入した女性:
シャキシャキ感はすごくありました。野菜がたくさん入っている感じとすごいヘルシーを感じることができました  

ヘルシーで、シャキシャキで、プチプチとはどういうことなのか。
製造工程を見せてもらい、その変わった食感の秘密をスゴ撮する。

まず、豚肉に投入されたのは大豆ミート。お肉の量を最小限にすることで、よりヘルシーにしている。

さらに投入されたのは、もち麦。これがプチプチの正体。食物繊維も豊富だ。

そして大量の野菜を入れるが…実は、生野菜を一晩浅漬けにして発酵させたもの。発酵させて漬物にすることで水分が抜けるため、より多くの野菜を餡に入れられる。
その結果、よりシャキシャキ感を味わえる餃子になる。

お客さんの6割が女性という新食感のヘルシー餃子は、国分寺マルイで9月14日まで出店。お店のホームページでも販売中だ。    

透けるほど薄いパリパリの皮        

次は、福岡県「ぎょうざの山八」から、「まるごとえび餃子」8個入り583円(オンライン価格)。    

中には、プリプリのえびが丸ごと入っている。さらに、トロっとした豚肉の餡が旨味を加え、丸ごとえびの食感を引き立てている。    

こちらも、国分寺マルイで9月14日まで出店している。

続いては、ミシュランガイド京都・大阪+岡山2021ビブグルマンに2年連続掲載された京都府「ぎょうざ処亮昌」の、「凍結亮昌ぎょうざ」10個入り2パック1760円(オンライン価格)。

そのおいしさの秘密は、餡に中華の調味料は一切使用されておらず、鰹だしや京都の味噌が使われた和風餃子。

焼き餃子協会代表理事・小野寺力さん:
ギョーザは中華料理だというイメージ。亮昌のギョーザは日本料理

おすすめの食べ方は、和定食。味噌汁に合う餃子、間違いなしだ。西武池袋本店で9月14日まで出店している。

次は、群馬県「金星食品」から、「特撰生餃子」20個入り1080円(オンライン価格)。

その特徴は、パリパリの皮。透けるほど薄い皮を使うことで、よりパリパリが引き立つそうだ。

西武池袋本店での出店は9月14日まで。この具がぎっしり詰まったパリパリ餃子も、「金星食品」のホームページで販売中だ。    

(「めざましテレビ」9月13日放送より)