山手線の北東に位置する東京・荒川区にあるJR西日暮里駅。
その近くで25日、目撃されたのが「サル」。
『めざまし8』のカメラも捜索する警察官の前に突如現れたサルの姿をとらえました。

近隣住民:
「ビックリしましました。怖いですけど一匹ですよね。どこから来たんですかね。早く捕まってほしいです」

人に慣れると、食べ物を求めて襲ってきたり、住宅に入ってくる危険性もあるサル。
この付近では、数日前から目撃情報が相次いでいました。
8月22日には、板橋区・赤塚で電線を悠々と渡り歩く姿がとらえられ、24日には、北区・西ケ原(にしがはら)でも目撃。
住宅の隙間を逃げて行く様子が撮影されました。

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目撃情報は、板橋区や北区など、東京23区北部の住宅街に集中。
専門家によると、同じ個体である可能性が高いといいます。
連日の情報から徐々に東へ移動しているとみられます。

東へ移動の形跡 元の居場所に戻るため?

動物研究家・パンク町田氏:
「元が東から来たサルで千葉の方から来てるのではないか」

パンク氏によると、東の千葉方面から来たサルが元いた場所に戻っている可能性が高いといいます。
身を潜めている可能性が高い場所は…

動物研究家・パンク町田氏:
「ベランダの中やガレージの中は結構サルが入り込む。ベランダと屋根の隙間にもよく入り込む」

人が食べ物をくれると思い、住宅街に現れることがあるというサル。
都会にサルが出没する危険性についてこう指摘します。

動物研究家・パンク町田氏:
「保育園とか子どもが遊ぶ場所があって、小さい幼児とサルが対面する可能性も高くなってきます。
人が見て分かる物はサルが見ても分かります。大きいか小さいかとか、赤いか黒いかとか。
大人と子供で言えば子供の方が襲われる確率が高いし、男性と女性であれば、女性の方が襲われる確率が高いです」

出会った場合でも慌てず、目を合わせないことが大切です。

「めざまし8 8月26日放送」