厳しい暑さが続いた2021年の夏。季節は秋に移るが、改めて注意しなければならないのが熱中症だ。
子どもを熱中症の危険から守るにはどうすればいいのだろうか。

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円山ため小児科 多米 淳 院長 :
寒暖差があって,朝と一番暑い午後2時前後の気温が10℃くらい違うと、子どもは上手に自分の服装を調節できません。大人が"いつもより暑いから脱ごうね"と声かけをする必要があります。

まだ暑さへの注意が必要な時期。このほか、子どもを熱中症の危険から守るにはどうすればいいのだろうか。

札幌市民:
自動販売機があったので、いっぱい買いました。全部飲み干されました

公園で元気いっぱい遊ぶ子どもたち。少し気温が上がると、熱中症予防で水分を補給させようと奔走する保護者の姿がみられる。

猛暑の夏…札幌市で「熱中症疑い」の救急搬送が続出

2021年夏、札幌市内で熱中症の疑いで救急搬送された人は、8月20日までに340人に上った。記録を取り始めた2008年以降「最多」だ。子どもは10歳未満が4人、10代が42人救急搬送されている。

子どもが熱中症になる理由は?

円山ため小児科 多米 淳 院長 :
(子どもは)汗をかく機能がまだ未熟。暑くても汗が十分にかけず、体温を冷やすことができません。外で夢中で遊んでいると、自分の体調のことを忘れる。自分の体調の変化に気付きにくい

子どもたちが集まる児童会館では、どのような対策が取られているのだろうか。

札幌市菊水元町児童会館 佐々木 司 館長:
熱中症のアラーム機能がついた時計があります

時計は、温度と湿度から熱中症の危険度を測定し音と光で知らせる。

札幌市菊水元町児童会館 佐々木 司 館長:
(アラームが)鳴ると水分補給や、熱中症のタブレットやあめを渡したり、涼しい部屋に行くよう声掛けします

大人側が熱中症対策に心を配っている姿があった。

「マスク」着用も要注意

さらにコロナ禍で迎えた2度目の夏。マスクをしていると、マスクの中の湿度が高くなり、喉が乾いているのに気付きにくくなることにも注意が必要だ。

円山ため小児科 多米 淳 院長 :
15分遊んだから"水分とろうね、一口でもいいよ"と、リスクを下げること。屋外で人がいない場合はマスクは必要ありませんので、密ではありませんから、大人が気配りして"ここはマスクは必要ないね"と話すのも必要でしょう

熱中症の危険から子どもたちを守るには、大人の気配りが大切と言えそうだ。

(北海道文化放送)

記事 1120 北海道文化放送

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