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重症患者用のコロナ病棟を開設 「気が休まることはない」 軽症病棟では過去最多の患者数に【鳥取発】
感染拡大… 新型コロナウイルス

重症患者用のコロナ病棟を開設 「気が休まることはない」 軽症病棟では過去最多の患者数に【鳥取発】

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ
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新型コロナウイルスの感染者数が、全国の都道府県に比べて少ない島根県や鳥取県だが、変異ウイルスなどによって感染拡大が続いている。
そんな中、鳥取大学医学部附属病院では7月、2021年1月以来となる重症用の病棟を開設。
再び逼迫(ひっぱく)する緊迫の医療最前線に密着した。

鳥取大学医学部附属病院
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1月以来となる重症患者用のコロナ病棟を開設

鳥取・米子市の鳥大病院で、7月23日から、2021年1月以来となる重症患者用のコロナ病棟が開設された。
感染リスクを最低限に抑えるため、各病室を24時間モニターで監視している。

モニターで24時間監視

鳥大病院 南ゆかり医師:
患者さんは声帯のところに管が入っているので、しゃべられないです。よく耐えてくださったと思います、1週間

重症用ベッド10床の内、7月28日に入院していたのは5人。
人工呼吸器をつけた重症患者1人と、重症化のおそれがある中等症4人だ。

鳥大病院 南ゆかり医師:
きれい。背中側もなんてことなさそうですね

重症患者の肺をレントゲンで確認。
回復傾向が見られたことから、人工呼吸器を外すことになった。

人工呼吸器を外す様子

鳥大病院 南ゆかり医師:
大きい息をしているので、それが気になるが、自分でたんを出せて、酸素の値も悪くないのでいけるかなと

1月に重症患者に対応したノウハウが生かされているという。

鳥大病院 吉野早苗看護師:
この前(1月)は本当に入るので必死で、(病室の)中に入ることが目標だったけど、今回は余裕ができて、どんな看護をするか、不安の介入とか、話を聞ける時間が持てる

1月の状況と比較する吉野看護師

しかし、落ち着いたのもつかの間、緊張が走り始めた。
中等症患者の症状が急激に悪化し、重症化したため、人工呼吸器をつけることになった。

現場に緊張が走る

鳥大病院 吉野早苗看護師:
毎日こんな感じで。気が休まることはない

軽症病棟では過去最多の患者数に…

一方、軽症病棟では、過去最も多い患者が入院していた。

鳥大病院 角恵美看護師:
この対応を始めてからは一番多い人数

軽症病棟で患者数が過去最多に

19床のうち、28日は14床が埋まっていた。
鳥取県西部の病床使用率は、この時点で62.1%。
ステージ4相当となり、逼迫状態が続いていた。

逼迫を回避するため、鳥取県西部では、その前の週から初めて無症状や軽症患者の自宅や宿泊施設での療養をスタートさせた。
西部の患者は125人。
このうち、入院している患者は90人、残る35人は重症化リスクが低いとして、自宅か宿泊施設で療養していた。

7月28日時点の状況

高度治療を行う病棟をコロナ用に転用…拭えない不安

鳥大病院では、通常医療への支障はきたしていない。
しかし、重症用のコロナ病棟は、本来高度な治療を行う病棟で、その約半数の10床をコロナ用に転用しているだけに不安は拭えない。

鳥大病院 南ゆかり医師:
ここを使う度に、ここにいた患者さんを(一般病棟へ)出て行ってもらっている。10人出てもらって、本当はいつもいっぱい。手術を減らすとかはなっていないが、そんなことにならないでほしい

忍び寄る医療の逼迫。
感染状況は、明らかに違うステージへと移っている。

(TSKさんいん中央テレビ)

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