ノートを、黒一色の文字がただ並んでいるより、マーカーで重要箇所を引いたり色ペンで文字を目立たせたりと、彩り豊かにしたい人もいるだろう。

そのような中で株式会社パイロットコーポレーションが、パステルカラーやメタリックカラーのペンを使った手書きが映える新たなノート・付箋・手帳のシリーズ「クルールフォンセ(Couleur foncé)」シリーズを8月2日に発売した。

「クルールフォンセ(Couleur foncé)」シリーズ
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「クルールフォンセ」とはフランス語で「暗い色」という意味で、その商品名の通りに黒っぽい、濃い色を基調とした紙を使用した筆記具となっているのだ。

紙の色は3色。

選んだペンによって自由に雰囲気を作り上げることができる「黒の紙(クリエイティブブラック)」。黒板に書くような懐かしく楽しい雰囲気を作りだす「緑の紙(アミュージンググリーン)」。上品でシックな雰囲気を作り出すことができる「紺の紙(リラクシングネイビー)」で、各テーマに合った手書きが映える色だという。

左から、黒・緑・紺

ラインナップは、ノートがA4(無地)、B5、B6(ドット罫線と方眼の2種類)の3サイズで、2022年版のダイアリー手帳はB6サイズで月間ブロックタイプと見開き2週間タイプの2つを用意。そして、付箋はドットと方眼が2段になっている1種類となっている。

価格は、ノートはA4が1100円(税込み)、B5が990円(同)、B6が770円(同)。ダイアリー手帳が1045円(同)で、付箋は330円(同)。全国有名文具店や百貨店、量販店で購入できる。

明るいカラーペンが映える色紙

これまでの白などの明るい色の紙とは真逆の黒っぽい紙の筆記具。たしかに、明るい色のカラーペンなどを使えば、映えて書くことを楽しめそうだ。

その他にも、こういった濃い色の紙に書くことにはどういったメリットがあるのか? 実際の書き心地はどうなのか?
パイロットコーポレーション・商品企画部の渡邉航平さんに話を聞いた。

20~30代の女性がメインターゲット

ーーどうやって濃い色の紙を使用したノートのアイデアを思いついた?

弊社には黒い紙に書けるパステル、メタリックカラーの水性ゲルインキボールペン(ジュース/ジュースアップ)や水性マーカー(ジュースペイント)、カラーシャープペン(カラーイーノ)のラインアップがあり、黒い紙のノート(ブラックノート)も販売しております。

上記のようなペンで黒い紙に筆記すると文字がはっきりと見えメリハリの効いたノートが作れるという利点があり、黒い紙以外でも同じような効果を生み出す濃い色の紙製品を作れるのではないか、というところからクルールフォンセシリーズは生まれました。

ブラックノート

ーー開発で苦労した点は?

緑と紺の紙を、黒同様に発色の良い紙としてオリジナルで用意したことと、20~30代の女性をメインターゲットとし、どのような中面デザインが良いかを考えたところになります。


ーーそれぞれのこだわりの部分は?

紺と緑の紙は今回のクルールフォンセシリーズのために用意したオリジナルの紙色になります。弊社のパステル、メタリックカラーのペン、カラーシャープペンでの発色がとても良い紙となっています。中面については通常のノートとしての使い方から、ライフログのような使い方もできるような自由度の高い中面デザインとしています。

ノートについては水平開き製本とし、開いた際にフラットになるので書きやすいものとなっています。大型のA4ノートは中面が無地となっており、見開きA3で使うことができるので紙面を大きく使って自由に筆記ができます。B5・B6のノートはドット罫・方眼罫の2種をラインナップしており、文字や絵、図なども書きやすい中面としました。

ノート 中面

付箋については、B5・B6ノートと同じドット罫・方眼罫となっており、同じクルールフォンセシリーズのノートへの付け足しとしてや、白い紙に貼り付けてアクセントとして使用することもできます。

付箋

2022年版ダイアリーについては、持ち歩きのしやすいB6サイズとし、同じサイズのB6ノートとおそろいで使うことができます。月間ブロックと見開き2週間を用意しており、プライベートでの手帳の使い方を重視し、またライフログとしての使い方もできるような中面デザインとしています。

ダイアリー 月間ブロック(緑)

一カ月の予定を見開きで確認できる月間ブロックでは、1週間の最後にフリーのブロック欄を設けることで、その週のできごとや週末の予定を書き足せます。見開き2週間は1ページ内に7日間を均等に配置しなるべく大きな枠とすることで、日々のできごとをしっかりと書き込め、1冊の自分だけのライフログを創りあげることができます。

ダイアリー 見開き2週間(紺)

“自分らしく”自分だけのノートを創りあげる

ーー濃い色の紙に書くことのメリットは?

この紙に映える色のインキで書くことで、鮮やかではっきりとした文字や線を書くことができます。またカラフルな色を使うことで自分らしさを表現することもでき、自分だけのノートを創りあげるような使い方ができます。


ーーこのノートに映える色、逆に映えないのはどういったペン?

映えるものとしては、冒頭でご案内させていただきました商品があります。逆に、通常の色(パステル、メタリックカラー以外)のボールペンをお使いになりますと、筆跡が見にくくなります。

カラフルな色をで自分らしさを表現できる

ーーどういった人にオススメ?

ペーパレス化が世の中で進行し、また直近ではコロナ禍のなか、さまざまな紙媒体の電子化が進行しております。ただそのような中でも紙に書くことが好きで、プライベートで日々の記録をノートや手帳に書き留めるユーザー様がいらっしゃいます。

クルールフォンセシリーズでは、より自分らしくノートを創りあげることができる新たな紙製品の形として、そのような方、特に20~30代の女性の方へ提案させて頂きたいと考えております。

紙に書くことが好きという人にオススメ

渡邉さんによると「通常の白いノートの上質紙と遜色のない書き味」だというクルールフォンセシリーズ。

濃い色の紙に鮮やかなペン、新しい組み合わせで自分だけのノートを作ってみるのもいいかもしれない。
 

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