7月23日、国立競技場で東京オリンピックの開会式が行われた。
緊急事態宣言下、演出陣の辞任、解任。
不安な思いを抱えた国民もいる中、開会式が始まった。

今回は史上初めてとなる「無観客」での開催だ。

午後8時、開会式が始まった当初は観客席には、
関係者と思われる人のみで人影はまばらだった。
しかし、時間が経つにつれて徐々に人が座っていく。
ボランティアや競技場で働く人々だ。

選手団の入場が続く午後9時頃、
100人近い人々は選手団の国や地域が呼ばれる度に、必ず拍手をする。

「無観客」の観客席に小さく響いた拍手。

選手たちもコロナ禍での練習、大会の1年延期で難しい調整、決断に迫られただろう。

小さな「音」だっただろうが、
そんな選手たちの努力、決断を称える思いが伝わったかもしれない。

(フジテレビ五輪取材班・相澤航太)