番組MCの浜田雅功さんの“おごり”でアスリートたちが爆買い。

7月25日放送の「ジャンクSPORTS」(フジテレビ系)では、100円ショップのダイソーで那須川天心選手、弟・龍心くん、母・由美子さんの那須川ファミリーが爆買いした。

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浜田さんと一緒に那須川ファミリーを案内したのは、先月の「RIZIN.28」でリングアナを務めた中川翔子さん。「一番会いたい人類に会える。実在するんだろうか」と興奮気味の中川さんは、那須川選手の熱狂的なファンでもある。

キッチングッズを大量購入!

初代RISEフェザー級王者・那須川選手は44戦無敗で、圧倒的な強さを誇り、「神童」などと呼ばれ、高い支持を得ている。

今回の爆買いは「RIZINのスペシャルマッチお疲れ様記念」として、母と弟の2人を連れて参加。

那須川選手がダイソーを選んだワケは品数が豊富でオリジナルの商品も多いから。「サポートもしてもらったり、経営しているジムに必要なものを揃えたりしたい」ことから、家族も参戦した。

浜田さんが那須川ファミリーにダイソーでおごった合計135点の総額は2万1340円。4月に新居へと引っ越した那須川選手はキッチングッズから趣味の手芸グッズなどを爆買いした。

買い物中のトークでは、4人の子どもを育てあげた母・由美子さんが食事作りは大変だったと振り返る。中でも一番食べたのは次女・梨々さんだったようで、「天心が一番食は細かった」と明かし、那須川選手も「本当?」と驚いていた。

そんな那須川選手にとって母親手作りの勝負メシは「ささみチーズカツ」。一方、龍心くんは「ピーマンの肉詰め」を挙げる。即答する龍心くんに、浜田さんは「よっぽど美味しいんやな」とこぼした。

キッチングッズだけで23品も購入した那須川ファミリー。

「毎日ゆで卵を作る」という那須川選手は、卵料理グッズをたっぷり購入。その後、活用しているという那須川選手は「今後、卵料理が充実しそう」と満足した様子。

電子レンジだけで料理ができるグッズも「あれば便利」と次々とカゴへ。お餅がくっつかずに作ることができる餅用の電子レンジ調理器にも手を伸ばす。龍心くんも同じグッズを購入。

「お餅はアスリートの減量の敵のような気がする」と中川さんが質問すると、那須川選手は「試合までは炭水化物が必要なので1個だけ食べることある」と話した。

“手芸男子”の顔も

浜田さんが「いつ頃から天心がすごいと思ったの?」と母・由美子さんに聞くと「小学校、中学校の空手時代は負けることもあった。運動神経は特に良いってわけではないけど、そつなくこなせて、ある程度できた」と振り返る。

続けて「勉強できたのはどっち?」と聞くと、由美子さんは「天心です」と言い、那須川選手も手を挙げる。「4兄弟の中で一番できます」と言い張る那須川選手の隣で、由美子さんは「できるのレベルが全然違いますけど。うちの4人の中ではできる。小さい頃からずる賢いところがあった」と明かした。

龍心くんにとっては「普通のお兄ちゃん」だという那須川選手。現在中学3年生の龍心くんは、数々のジュニアタイトルを総なめし、2019年3月に出場したアマチュアムエタイの世界選手権では見事優勝。今もプロを目指して格闘技漬けの日々を送っているという。

そんな彼が欲しいものはスキンケア用品。化粧水やパック、洗顔料と水を入れてスティックを上下させることで細かい泡ができる注目グッズ「ほいっぷるん」などを手に取った。この「ほいっぷるん」は浜田さんも興味を示し、一緒に購入した。

手芸コーナーでは那須川選手が“手芸男子”としての顔を垣間見せる。

浜田さんは「違う番組で手芸をやって、そつなくこなす。この間も“才能あり”を取ってましたから」と那須川選手の手芸の上手さを絶賛。

ミシンも買い替えたばかりだという那須川選手は「フェルトとかいいかも!」と色違いのフェルトを次々と手に取った。

那須川選手は由美子さんに影響を受けて手芸が好きになったわけではないようで、由美子さんも「だから不思議」と手芸用品を選ぶ息子の姿に小首を傾げた。

那須川選手にとって手芸は「モノを作るのが好きで時間を忘れられる。ゲームをやっている感覚」のようで、浜田さんも「この間、(別の番組で)古着のリメイクをお願いしたのも試合前だった。試合前にお願いするなと思うやんか。快く引き受けたと、集中できるからって」と驚いていた。

他にもキャンプグッズや、那須川選手の父・弘幸さんが運営する「TEPPEN GYM」で使う掃除グッズなどを購入。

さらに、すでにたくさん持っていそうなトレーニンググッズに興味を示した那須川選手。トレーニングチューブを手に取る那須川選手は「可動域を広げるために使いたいけど、どれがいいかわからないので、ソフト・ミドル・ハード、全部買っておけば試せる」と3種類のチューブを購入。

後日、実際に那須川選手がストレッチ時に使ってみると、可動域を広めるならソフトが一番合っていたそう。

最後には、自身のYouTubeで使いたいおもちゃなどを購入し、爆買いが終了した。

ボクシングで蹴らない?キッズから質問

2022年3月にボクシングへ転向する那須川選手。

「TEPPEN GYM」と所属ジム「TARGET」でプロのキックボクサーを目指すキッズたちが那須川選手へ“忖度なし”の質問をぶつけた。

試合のたびに髪色を変える那須川選手のキッズからの評判は「個人の髪だからいいかな。ピンクとかはいらない。ピンクならあんまり応援できないかも。白だったらめちゃくちゃ応援できる」「この前の試合は虹色で花みたいでかわいかった」など賛否両論。

キッズからの評価に那須川選手は「髪には気を使っている。根元まで染めてなくて、根元は黒いから頭皮のダメージはゼロ」だと主張。さまざまな色に変える那須川選手について由美子さんは「いいと思います。できることなら私もやりたい」と羨ましそうにした。

ボクシングへの転向についてキッズたちからは「本当に辞めるのかな。もっとやってほしいけど、(ボクシングでも)チャンピオン絶対獲れそう」「悲しいなって気持ちとスゴイなって気持ちがある」などボクシングでの活躍を期待する意見も多い中、「キックボクシングで顔が空いてたら蹴っちゃうのを何年もやっているので、ボクシングで顔が空いていたら蹴ってしまいそう」だと心配するキッズも。

それを聞いた那須川選手は「ボクシングの練習もやっているんですけど、今のところ大丈夫。本気の試合になったら…」と不安を口にしながらも、「無意識で蹴れてしまうので、意識しないで勝手に出ちゃうことがなければ大丈夫」と話した。

6月の「RIZIN.28」で開催されたスペシャルマッチは、キックを禁止されたボクシングに準じたルールで行われた。中川さんが「蹴りたくなかったですか?」と聞くと、「蹴れることなら蹴りたい。『ここで蹴れば倒せるのにな』と(思った)。でもそれを使わないと決めたので、それは挑戦」とボクシング転向への覚悟を明かす。

「自分で(転向を)決めた」という那須川選手。転向すると打ち明けられた時の心境を由美子さんは「ビックリしましたけど、常に挑戦したいタイプなので応援するしかない」と息子を見守る姿勢を見せた。

転向するボクシングでの那須川選手の活躍や龍心くんの今後など、那須川ファミリーに目が離せない。

(『ジャンクSPORTS』毎週日曜日夜7:00~8:00放送)