6月21日、北海道が「緊急事態宣言」から「まん延防止等重点措置」に移行して目立ち始めたのが、いわゆる「路上飲み」。
それに伴うトラブルも発生している。路上飲みの実態に迫った。
6月21日、北海道内は「まん延防止等重点措置」に移行し、酒類の提供が再開された。
この記事の画像(12枚)しかし、それも午後7時まで。
飲食店も午後8時には閉店する。
食事をしていた人:
飲み足りなさがあります。私は2次会にすぐ行きたいなと思いましたけど、我慢だなという感じです
食事をしていた人:
飲み足りなさはありますね。どこか営業していればいいなと思い、ふらふらしてるんですけど。みんな、そうじゃないですかね
そんな中、目立つようになってきたのが…
札幌市中央区の大通公園では、酒のようなものを飲んでいる人たちが見受けられる。
小売店で買った酒類を屋外で飲む、いわゆる「路上飲み」。
札幌市では感染リスクがあるとして、路上飲みの自粛を呼び掛け、警備員が巡回しているが…
路上飲みをしていた人:
時短営業で飲食店は午後8時までなので、店の中にいられない。緊急事態宣言が解除されて、緊張感なく外で飲んでいる感じです
札幌市によると、大通公園などで2人以上で酒を飲んでいる人に声掛けをした件数は、6月21日から24日までの4日間で59件。
緊急事態宣言期間中の、6月14日から20日までの1週間の22件を、大きく上回っている。
路上飲みをしていた人:
ビアガーデンで飲んでいた。飲む場所がなく、やむを得ず避難してきている。路上飲みをしたくてしてるわけじゃないんですよね
路上飲みで「トラブル」も…
トラブルも発生している。
6月24日午後6時ごろ 大通公園で、通行人の男性が路上飲みをしていた男に暴行を受け、病院に運ばれた。
警戒が緩む中で増える路上飲み。
「まん延防止等重点措置」は7月11日まで続く。
(北海道文化放送)