福岡市の住宅で、元酒店の業務用冷蔵庫から高齢の男女2人の遺体が見つかった。
行方が分からなくなっている次男。その足取りが少しずつ明らかになってきている。

元酒屋の業務冷蔵庫から遺体

遺体の発見から丸一日が経った6月30日。現場にはずらりと捜査車両が並び、物々しい雰囲気が漂っていた。

現場に停まる捜査車両
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閑静な住宅街で起きた死体遺棄事件。
6月29日午前1時ごろ、福岡市西区横浜の住宅兼元酒店で、男女2人の遺体がガラス扉の全面にテープが張られた業務用冷蔵庫から見つかった。

男性はこの家に住む松本博和さん(88)と判明し、女性は妻の満喜枝さん(87)とみられている。
2人と共に暮らしていた50代の次男は現在、行方不明。
司法解剖の結果、2人に外傷は無く、6月21日頃に死亡したとみられている。

2人の遺体が発見されたのは29日。
その間にあたる死亡推定日の2日後に、近くの住民が現場周辺で次男を目撃していることがテレビ西日本の取材で新たにわかった。

急いで自転車に乗る次男を目撃

その時の様子について目撃者は…

目撃者:
玄関付近に自転車に乗ろうとした次男がいた。服装は半袖に長ズボン。見るのが珍しいので駆け寄って声をかけると、次男からは「急いでいるんで」と言われた

阿江保智アナウンサー:
自転車に乗った次男は、現場からすぐ近くのこちらの交差点に出て、今宿方面に向かう姿が目撃されていました

運転免許証を持たず、日ごろから自転車を使っていたという次男。自転車は自宅から無くなっていて防犯登録されていないという。

次男が目撃された6月23日。周辺の住民はさっそく異変に気付いていた。

近くの住人:
23日から居ない。それから部屋の明かりがつかない。(博和さんが)居るときは必ずカーテンがちょっと開いて、光が洩れる

自宅には鍵がかかっていて、第三者が侵入した形跡は見つかっておらず、警察は次男が何らかの事情を知っているとみて行方を探している。

(テレビ西日本)