愛媛・松山市の銭湯を改装した酒関連のセレクトショップが19日にプレオープンした。
コロナ禍で苦境が続く中、バーオーナーの新たな挑戦。

銭湯×酒屋 新しい店を出店

松山市祇園町にプレオープンした「バーテンダーセレクトGION」。銭湯の脱衣所を改装したカウンターでは、湯上がりの一杯さながらに酒が楽しめる。

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宮尾翔一さん:
珍しいお酒でも入れましょうか

訪れたお客さん:
いいやつや。チョイスがいい

松山市一番町でバーを経営する宮尾翔一さんが厳選した酒やグラスなどを取りそろえたセレクトショップ。

コロナ禍で飲食店が相次いで時短要請を受ける中、バー一本での営業に迷いが生じた宮尾さんは、祖父・博視さんが創業した実家の銭湯を改装し、新たなカタチの店を出すことを決めた。

プレオープン前日の18日、最後の開店準備で大わらわ。

宮尾翔一さん:
徹夜です。きょう・あした・あさって。やりながら変えながら。お客さまの意見を聞きながら。今回は店長は彼女(妻)ですので

妻・由佳さん:
いきなり店長

宮尾翔一さん:
もともと百貨店で販売員をしてたので、レイアウトなんかも彼女が中心にコーディネート

新たな店を切り盛りするのは妻の由佳さん。

妻・由佳さん:
酒屋さんの重たいイメージを間口を広くするために、やわらかめな雑貨を入れたりしています。あまりガチガチとお酒が並んでるよりは、やわらかい感じで組み合わせていけたらなと。いい感じです。もうちょっと間を埋めていく

銭湯効果で"映え"も…入りやすい酒屋

そして、6月19日プレオープン。
イギリスやオーストラリアなど世界各国から、宮尾さんおススメのジンやウォッカといった酒、おつまみや雑貨を集めた。

酒の空きボトルで作ったシャンデリアは、バーテンダーらしい小粋なこだわり。

バーの常連客:
最高ですね。すごい雰囲気がいい。こっちなんか松山じゃないですよね

浴槽には特殊な樹脂を流し込んでお湯を再現し、銭湯の雰囲気も残している。

訪れたお客さん:
おしゃれな感じがすごくして、インスタグラムでも映えそうな感じ。ここ(浴槽)とか、すごいきれいだなと写真を撮りました。銭湯のそのままを使ってるみたいなので、古いものを生かしつつ、今の時代に守っていく感じでいいと思います

愛媛県内でここでしか手に入らない珍しいグラスや食器なども並び、SNSで開店を知った客が次々と訪れた。

訪れたお客さん:
あした父の日なので、プレゼント用に買いに来ました。ジンのセットでお試しセット。それとおつまみのセットにしてもらっています

妻・由佳さん:
バタバタです。汗がやばい。さっきインスタ見て来てくださった方もいて、すごくうれしかった

初日の売り上げは宮尾さんの想定を上回った。

宮尾翔一さん:
やはり店内が特徴的なので写真も撮ってもらったり、上々な反応なのではないかなと。空間はいいんですけど、負けないように中身も伴ったお店作りを目指していきたい

店はアイテム数を300に増やし、7月1日に本格オープンする予定。

(テレビ愛媛)