大分県民の県内旅行の宿泊代金などを割り引く「新しいおおいた旅割」の予約と利用が14日から再開されました。

厳しい状況にある観光業。

県が14日に発表した観光統計調査によりますと、5月の県内の宿泊者数はおよそ15万2000人。

緊急事態宣言が出されていた2020年の同じ月と比べるとおよそ3倍ですが、2019年と比べると3割ほどに留まっています。

こうした状況で再開された新しいおおいた旅割。

別府市内の旅館は厳しい状況を改善させるきっかけにしたいと話しています。

◆割烹旅館かんな和別邸参健太郎さん「すごく期待している。大分の地元の皆さんに来ていただきたいと思って営業している。感染対策をばっちりしている。安心してご利用いただければ」

「新しいおおいた旅割」は予約が8月末まで、利用は2021年いっぱい可能となっています。