国連の安全保障理事会は、グテーレス事務総長の2期目続投を推薦する決議案を全会一致で可決した。
安保理は6月8日、非公開の会合を開き、グテーレス事務総長について2022年1月からの2期目続投を推薦する決議案を全会一致で可決した。国連事務総長にはグテーレス氏のほか数人が立候補を表明していたが、国連は加盟国の推薦がないとして正式な候補者と認めなかった。
続投は近く開催される国連総会で正式に決定する見通しですが、安保理の推薦で事実上、決まった形。72歳のグテーレス氏はポルトガルの首相や国連難民高等弁務官などを歴任し、2017年から現職についている。
任期は5年で、紛争解決や環境問題など山積する世界の課題への取り組みを続けることになる。