被災して「泣きながら食べる人を見て」両親のうどん店継承を決断…コロナ禍に移転・再出発【岡山発】
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被災して「泣きながら食べる人を見て」両親のうどん店継承を決断…コロナ禍に移転・再出発【岡山発】

「潰してはいけない」 被災きっかけに脱サラ

西日本豪雨で被災した岡山・倉敷市真備町の人気うどん店が、新しい店舗に移転オープンした。復興に向かう地域の人たちへの感謝と覚悟を込めた再出発だ。

讃岐うどん かわはら・川原涼さん:
単純作業だが、結構 奥が深いというか。まだまだ

「讃岐うどん かわはら」岡山県倉敷市
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倉敷市真備町で人気のうどん店「讃岐うどん かわはら」。
川原涼さん(24)は、両親が営むこの店を手伝って3年になる。

川原涼さん:
潰してはいけないという災害からの思いがあったので、覚悟というのはずっと変わらず

2018年の西日本豪雨で、店は天井まで水につかった。うどんを打つ機械も全て使えなくなった。

2018年 被害に遭った店内
2018年 西日本豪雨の被害

しかし、涼さんの両親は被災から3カ月後に店を再開させ、地元の人やボランティアの人たちにうどんを提供してきた。

当時、涼さんはサラリーマンだった。必死に店を立て直す両親の姿を見て、店を引き継ぐことを心に決めた。

川原涼さん:
災害が大きな決断となっていて。泣きながらうどんを食べる人がいて、「そうか、ここまで愛されてたのか」というのを見てから、しないといけないかなと思って決断した

再開をコロナと堤防工事が阻む…移転の決意

しかし、再開した店には新型コロナの影響も…。
さらに、堤防の拡幅工事のため、近くの道路が2年間に渡り通行止めになることもわかり、今後、客が減ることも予想された。

母・艶子さん:
主人が出来るだけやって、あとは潰してもいいつもりでいたので、息子が手伝ってくれると言ってくれて、それが一番だと思います

涼さんは両親を説得し、別の場所に店を建て替えることにした。

川原涼さん:
感染症対策のパーティションも作っていただいて

緊急事態宣言の期間と重なり、ためらう気持ちもあったが、テイクアウトも活用しながらオープンすることを決めた。

店ではテイクアウトも

川原涼さん:
少しでも何か明るいニュースを届けられたかなと思うと、いい決断だった。今と変わらず愛される店でありたい、人間でありたいと思う

再出発に込めた感謝と覚悟の思い…
涼さんは、両親から受け継いだ変わらぬ味を、今後も真備町で届けていく。

(岡山放送)

記事 1230 岡山放送

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