雨が少ない影響で、宮城県栗原市の栗駒ダムでは、8月8日朝、貯水率が1パーセント台になりました。

主に栗原地域に農業用水を供給する栗駒ダムでは、8日午前7時に貯水率が1パーセント台になりました。

栗駒ダムでは昼間に多くの水が田んぼに行き渡るよう、夜の放流量を毎秒2.5トン。昼間の放流量を1.5トンとしていましたが、8日、開かれた利水会議で、いずれの時間帯も毎秒1トンに減らすことが決まったということです。

これにより、県は貯水率が0パーセントにはならないとしていて、周辺のダムの放流量を増やすことにしています。

県内には県と国の管理あわせて20のダムがあり、6つのダムで30パーセントを下回っています。中でも鳴子ダムは11日連続0パーセントで、深刻な状況が続いています。

仙台放送
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